ブレーキ、前期経常を一転赤字に下方修正

　曙ブレーキ工業 <7238> [東証Ｐ] が5月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の10億円の黒字→23億円の赤字(前の期は37.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48.3億円→15.3億円(前年同期は26.2億円)に68.3％減額し、一転して41.6％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年５月15日付の「2024年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表の予想値に対して、売上高及び営業利益は、地域ごとの増減はあるものの概ね前回予想どおりの見込みです。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、為替差損の計上により前回予想を下回る見込みとなりました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。