TKPは反落、26年2月期営業増益予想と自社株買い発表も利益確定売り
ティーケーピー<3479.T>が反落している。14日の取引終了後に26年2月期の連結業績予想を発表。売上高1030億円(前期比74.0%増)、営業利益70億円(同18.3%増)、純利益32億円(同15.6%減)と2ケタ営業増益を予想しており、朝方はこれを好感する形で年初来高値を更新したものの、買い一巡後は利益確定売りに押される展開となっている。企業の人的資本投資への関心や対面コミュニケーション回帰の動きを受け、貸会議室事業が堅調に推移する見通しであることに加えて。前期に出店した宿泊施設の通年寄与や新規出店などが業績を押し上げる見通し。また、前期に連結化したリリカラ、ノバレーゼなどの通年寄与も見込まれる。一方、最終利益は前期に計上した法人税等調整額が剥落することで減益を見込む。
なお、25年2月期決算は、売上高592億800万円(前年同期比62.0%増)、営業利益59億1500万円(同28.4%増)、純利益37億8900万円(同48.2%減)だった。
同時に、上限を300万株(発行済み株数の7.07%)、または35億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は4月15日から6月30日までで、株主還元の強化や資本効率性の向上を図るためとしている。
出所:MINKABU PRESS
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