日本色材工業研究所 <4920> [東証S] が4月4日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年2月期の連結経常利益を従来予想の4億6200万円→3億6700万円(前の期は4億0700万円)に20.6%下方修正し、一転して9.8%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3800万円の黒字→5700万円の赤字(前年同期は1億3500万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2025年2月期の連結会計年度におきまして、化粧品業界では新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がほぼ解消、特に国内では前連結会計年度にマスク着用規制が撤廃されたことから口紅等の新製品販売に向けた受注が活況となりましたが、第3・第4四半期には受注の波も一旦大きく沈静化しております。また、欧米でも国内に先立って回復した需要は、その後回復ペースが鈍化しておりますが、中長期的には国内外共に化粧品需要は緩やかな回復・成長基調を継続するものと思われます。 (個別業績) 当社グループにおきましても、国内・海外の化粧品メーカーからの受注は第1・第2四半期を中心に大きく回復した後、第3・第4四半期には沈静化し、一部資材の納入が遅延したこともあって個別業績における売上高は前回発表予想を下回るものの、前事業年度を上回る見込みです。 利益面でも、引き続きつくば工場第3期拡張等により諸費用が高止まる中で、原材料費や人件費、各種経費等もインフレで上昇、加えて連結子会社Nippon Shikizai France S.A.S.(以下、「日本色材フランス社」という)支援に伴う費用負担等もありましたが、第1・第2四半期を中心に受注の回復で生産設備の稼働が向上したことで固定費を打ち返し、前回発表予想を下回るものの前事業年度を上回る見込みです。 (連結業績) 連結業績におきましては、上記個別業績に加え、フランス連結子会社では化粧品受注の回復ペース鈍化の影響もあってユーロ建て売上高は減収となり、連結売上高は前連結会計年度を上回るものの、前回発表予想を下回る見込みです。 利益面では、化粧品需要の回復ペースが足元鈍化する中、日本色材フランス社の業績回復が遅れ、THEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.の利益も導入した設備の稼働の遅れ等で予想を下回り、加えて前連結会計年度の為替差益が為替差損に転じたこと等もあり、営業利益は前連結会計年度を上回りますが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益では前連結会計年度を下回る見込みです。前回発表予想との比較でも化粧品受注の回復ペースの鈍化の影響等で予想を下回る見込みです。 (注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3800万円の黒字→5700万円の赤字(前年同期は1億3500万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
2025年2月期の連結会計年度におきまして、化粧品業界では新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がほぼ解消、特に国内では前連結会計年度にマスク着用規制が撤廃されたことから口紅等の新製品販売に向けた受注が活況となりましたが、第3・第4四半期には受注の波も一旦大きく沈静化しております。また、欧米でも国内に先立って回復した需要は、その後回復ペースが鈍化しておりますが、中長期的には国内外共に化粧品需要は緩やかな回復・成長基調を継続するものと思われます。 (個別業績) 当社グループにおきましても、国内・海外の化粧品メーカーからの受注は第1・第2四半期を中心に大きく回復した後、第3・第4四半期には沈静化し、一部資材の納入が遅延したこともあって個別業績における売上高は前回発表予想を下回るものの、前事業年度を上回る見込みです。 利益面でも、引き続きつくば工場第3期拡張等により諸費用が高止まる中で、原材料費や人件費、各種経費等もインフレで上昇、加えて連結子会社Nippon Shikizai France S.A.S.(以下、「日本色材フランス社」という)支援に伴う費用負担等もありましたが、第1・第2四半期を中心に受注の回復で生産設備の稼働が向上したことで固定費を打ち返し、前回発表予想を下回るものの前事業年度を上回る見込みです。 (連結業績) 連結業績におきましては、上記個別業績に加え、フランス連結子会社では化粧品受注の回復ペース鈍化の影響もあってユーロ建て売上高は減収となり、連結売上高は前連結会計年度を上回るものの、前回発表予想を下回る見込みです。 利益面では、化粧品需要の回復ペースが足元鈍化する中、日本色材フランス社の業績回復が遅れ、THEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.の利益も導入した設備の稼働の遅れ等で予想を下回り、加えて前連結会計年度の為替差益が為替差損に転じたこと等もあり、営業利益は前連結会計年度を上回りますが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益では前連結会計年度を下回る見込みです。前回発表予想との比較でも化粧品受注の回復ペースの鈍化の影響等で予想を下回る見込みです。 (注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。
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