米国株見通し:下げ渋りか、相互関税消化も大幅安は織り込み済み

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2025/04/03 14:36 - 「米国株見通し:下げ渋りか、相互関税消化も大幅安は織り込み済み」(フィスコ)

米国株見通し:下げ渋りか、相互関税消化も大幅安は織り込み済み

配信元:フィスコ
投稿:2025/04/03 14:36
*14:36JST 米国株見通し:下げ渋りか、相互関税消化も大幅安は織り込み済み (14時30分現在)

S&P500先物      5,559.50(-152.75)
ナスダック100先物  19,133.00(-625.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅安、NYダウ先物は838ドル安。アジア大幅株安が波及し、本日の米株式市場は売り優勢となりそうだ。


2日の主要3指数は堅調。上げ幅縮小もナスダックは2日連続、S&Pは3日連続でプラスを確保し、ダウは235ドル高の42225ドルとプラスに浮上した。ベッセント財務長官の下院議員への相互関税に関する説明は、貿易相手国に交渉余地があると市場に理解された。それを受け、引け後に公表予定だった通商政策は当初よりも寛容な内容と期待され、幅広い買いが先行。それでも買い一巡後は様子見ムードが広がり、終盤は買いが縮小した。


本日は下げ渋りか。前日の取引終了後に発表された相互関税は市場の期待を打ち砕く内容となった。特に中国や欧州連合(EU)への高関税が目立ち、トランプ大統領が予告していたように「例外なくすべての国を対象とする」方針に。今晩はそれを消化する展開となり、全面的な売りが相場を圧迫する見通し。新規失業保険申請件数やISM非製造業景況感指数は前回より弱いと予想され、スタグフレーション懸念を強めそうだ。もっとも、大幅安は織り込まれ、下げ幅縮小も見込まれる。


<TY>
配信元: フィスコ

#相場見通し の最新ニュース

みんかぶおすすめ