■アカツキ <3932> 3,110円 (+164円、+5.6%)
東証プライムの上昇率7位。アカツキ <3932> [東証P]が4日続急伸。前週末21日の取引終了後、同日付で投資先のLIFE CREATE <352A> [東証G]の東証グロース市場への新規上場が承認されたことを受けて、保有するLクリエイト株の一部である104万3858株の売り出しを行う予定であると発表しており、好材料視された。同件に関して投資有価証券売却益の発生が見込まれるものの、現時点では影響額が明確でないため業績への影響については判明次第開示するとしている。
■フィナHD <4419> 913円 (+48円、+5.6%)
Finatextホールディングス <4419> [東証G]が続急伸。テクニカル的には上値抵抗ラインとして意識されていた75日移動平均線も上回ってきた。証券や保険など金融業界を主要顧客に基幹システムをクラウドサービスで提供するほか、不動産業界向け ビッグデータ解析事業も受注増勢で収益に貢献している。特に最近は、商業用不動産のビッグデータ解析で企業の営業を支援する新サービスを開始するなど、非金融サービスに傾注する構えをみせている。国内では訪日外国人観光客の急増を背景に、駅周辺や再開発エリアを中心に地価の上昇傾向が続いている。前週発表された25年1月1日時点の公示地価は全国全用途平均で4年連続上昇を示し、上昇率もバブル期であった1991年以来の高い水準となったことが報じられており、同社のビジネスチャンス拡大に向けた思惑を増幅させている。
■マクセル <6810> 1,990円 (+51円、+2.6%)
マクセル <6810> [東証P]が5日続伸。24日午前11時10分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を80億円から84億円(前期比3.9%増)へ上方修正したことが好感された。機能性部材料事業で収益性の改善が進んでいることに加えて、光学・システム事業におけるライセンス収入の増加が要因。また、ライフソリューション事業で健康・理美容のOEM製品が好調に推移していることに加え、電設工具が予想を上回る進捗となっていることも寄与する。なお最終利益は、同時に発表した角形リチウムイオン電池の生産終了と同製品の生産を行う中国連結子会社ウーシー・マクセル・エナジーの解散に伴う特別退職金や固定資産の減損損失の計上などで60億円から35億円(同53.6%減)に下方修正した。
■一工薬 <4461> 2,821円 (+69円、+2.5%)
第一工業製薬 <4461> [東証P]が反発。24日午後3時ごろ、25年3月期の期末配当について記念配当10円を実施すると発表した。従来予想の普通配当45円とあわせ、55円となる見通し。中間配当との合計で年間ベースでは100円(前期65円)となる見込み。これを好感した買いが入った。あわせて今期の営業利益予想を50億円から52億円(前期比2.5倍)へ上方修正した。ハイエンドサーバー向け光硬化樹脂材料を中心に高付加価値品の売り上げが好調に推移しているため。なお、売上高や純利益予想は従来予想を据え置いた。
■スマレジ <4431> 2,769円 (+64円、+2.4%)
スマレジ <4431> [東証G]が反発。岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断「A」と目標株価3700円を継続した。同社は、iOS端末を利用したクラウド型データ管理POSレジシステム「スマレジ」を主力としている。第3四半期累計(24年5月-25年1月)の連結営業利益は18億3100万円となった。全てのサービスが堅調に推移したが、なかでも キャッシュレス決済が好調な伸びをみせた。同社は昨年12月に実施したM&Aにより単独決算から連結決算に移行し、25年4月期の同利益は20億3300万円から22億8400万円に修正したが、同証券では23億2000万円への上振れを予想。キャッシュレス決済の良好さやPOSレジの中・大型案件の進展から26年4月の同利益は28億円への増益を見込んでいる。
■岩井コスモ <8707> 2,560円 (+49円、+2.0%)
岩井コスモホールディングス <8707> [東証P]が5日続伸。前週末21日の取引終了後、未定としていた25年3月期の期末配当予想を121円にすると発表したことが好感された。年間配当予想は141円(前期120円)となり、期末配当額、年間配当額ともに過去最高となる。
■ヤマトHD <9064> 2,046.5円 (+37.5円、+1.9%)
ヤマトホールディングス <9064> [東証P]が3日続伸。宅配便で業界トップシェアを有するが、25年3月期はトップラインが横ばい見通しながら、外注コストの増加など採算悪化の影響を受け利益面では大幅減が見込まれている。ただ、足もとの業績悪については株価面への織り込みが進み、来期は買収子会社のフル寄与などから回復への期待が大きく、昨年11月中旬を境に戻り足が鮮明だ。そうしたなか、前週末21日取引終了後に今期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の180億円から360億円(前期比4%減)に大幅上方修正した。本社ビルなどの保有不動産を28日付で売却し、売却益242億円を特別利益に計上する。これに伴う資本効率改善効果をポジティブ視する買いを引き寄せた。
■アニコムHD <8715> 528円 (+8円、+1.5%)
アニコム ホールディングス <8715> [東証P]が3日ぶり反発。前週末21日取引終了後に月次経営パラメーターを発表した。2月度の正味収入保険料は49億7400万円と、前年同月(45億3300万円)を上回りプラスとなった。保有契約件数は127万8228件、平均継続率は88.3%だった。
■西鉄 <9031> 2,241円 (+33円、+1.5%)
西日本鉄道 <9031> [東証P]が反発。前週末21日の取引終了後、25年3月期の期末配当予想を17円50銭から22円50銭へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は40円(前期40円)となる。
■Sansan <4443> 2,036円 (+26円、+1.3%)
Sansan <4443> [東証P]が反発。24日、名刺や企業情報、営業履歴を一元管理する営業DXサービス「Sansan」と「Sansan」に蓄積された情報を外部システムと連携しデータ活用を後押しするデータ連携ソリューション「Sansan Data Hub」が、NTTデータグループ <9613> [東証P]子会社のNTTデータに採用されたと発表しており好材料視された。NTTデータではこれまで事業部ごとの戦略に最適化されたツールを活用し、顧客・接点情報は各事業部で個別に管理していたが、「Sansan」及び「Sansan Data Hub」を全社導入し顧客データ基盤を構築することで、全社員がもつ接点情報を一元管理し事業横断での連携を強化するとともに、マネジメント層を含めた全社での営業改革を推進するのが狙いという。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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352A
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(--/--)
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3932
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3,135.0
(10:23)
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-25.0
(-0.79%)
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4419
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905.0
(10:29)
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-1.0
(-0.11%)
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4431
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2,925.0
(10:29)
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+8.0
(+0.27%)
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4443
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2,022.0
(10:29)
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-17.0
(-0.83%)
|
4461
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2,800.0
(10:29)
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-41.0
(-1.44%)
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6810
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1,904.0
(10:25)
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-24.0
(-1.24%)
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8707
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2,485.0
(10:29)
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-86.0
(-3.34%)
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8715
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551.0
(10:29)
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-5.0
(-0.89%)
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9031
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2,229.0
(10:29)
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-28.5
(-1.26%)
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9064
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1,983.0
(10:29)
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-49.0
(-2.41%)
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9613
|
2,757.5
(10:29)
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-11.0
(-0.39%)
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