アドテスト、ディスコなどが下値模索、米エヌビディアが急落し年初来の安値圏に沈む◇
アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連株が揃ってウリ気配スタートで4日続落、下値模索の動きを強めている。両銘柄とも直近は再び信用買い残が大きく膨らんでいることもあって、個人投資家のリスク回避の売りを誘発している。前日の米国株市場ではデータセンター向け半導体を手掛けるマーベルテクノロジーグループ<MRVL>が暴落し、これが他の半導体関連株にも波及する形となった。最近目標株価の引き上げのあったエヌビディア<NVDA>も、2月下旬以降は逆に株価の下落基調を強めており、株式需給悪が懸念される状況となっている。前日も5.7%安と急落し年初来の安値圏での推移となった。東京市場でも米半導体株安を引き継ぐ流れとなっているが、米株市場の取引終了後に開示されたブロードコム<AVGO>の決算が好調で時間外で大きく買われており、これが下げ渋る動きにつながるのかどうかが注目される。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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