大阪3月限
日経225先物 39440 +440 (+1.12%)
TOPIX先物 2769.0 +29.0 (+1.05%)
日経225先物(3月限)は前日比440円高の3万9440円で取引を終了。寄り付きは3万9190円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9165円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた3万9110円を安値にリバウンドが強まり、前場中盤にかけて3万9400円台を回復。買い一巡後は3万9350円~3万9450円辺りで保ち合いを継続。前場終盤にかけてレンジを上抜け、3万9500円をつけた。
節目の3万9500円回復により、いったんは達成感が意識されやすい水準とみられたが、ランチタイムでも高値圏での推移を継続し、現物の後場開始時には3万9540円まで買われ、後場中盤には3万9600円まで上げ幅を広げる場面もみられた。これによりボリンジャーバンドの+1σ(3万9610円)に接近する形となり、終盤にかけては持ち高調整とみられるロング解消により上げ幅を縮める形になった。
日経225先物は25日移動平均線(3万9140円)を上回って始まり、同線を挟んだ値動きもみられたが、早い段階で明確に上放れてきたことやボリンジャーバンドの+1σ(3万9620円)が射程に入ってきたことで、ショートカバーを狙ったロングが強まったようである。
指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]が日経平均株価を牽引したほか、トレンドマイクロ<4704>[東証P]がファンドによる買収観測でストップ高まで買われた。また、トランプ政権が自動車・製薬業界などについて相互関税の免除を検討していると伝わり、中外製薬<4519>[東証P]、第一三共<4568>[東証P]など薬品株の強さも目立っており、センチメントを明るくさせた。
一方で、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やリクルートホールディングス<6098>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]は弱い値動きであったが、為替の円安を手掛かりにした先物主導での売買が中心だったようだ。ショートカバーを狙った短期的な売買の影響も大きかったと考えられ、反動安は警戒しておきたいところであるが、25日線、75日線を明確に上抜けてきたことで、ショートは仕掛けづらくなっただろう。
NT倍率は先物中心限月で14.24倍と小幅に上昇した。200日線(14.22倍)が支持線として意識されるなか、25日線(14.29倍)を捉える場面もみられた。前日同様、同線に上値を抑えられる形状となったが、200日線接近ではNTロングを組成する動きが意識されやすいとみておきたい。
手口面(3月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万6334枚、ソシエテジェネラル証券が1万3946枚、JPモルガン証券が4304枚、サスケハナ・ホンコンが3582枚、バークレイズ証券が1956枚、野村証券が1862枚、ゴールドマン証券が1614枚、SBI証券が1595枚、モルガンMUFG証券が1560枚、日産証券が1438枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券2万1507枚、ソシエテジェネラル証券が1万4672枚、バークレイズ証券が6508枚、JPモルガン証券が4777枚、モルガンMUFG証券が4324枚、ビーオブエー証券が2530枚、ゴールドマン証券が2519枚、UBS証券が924枚、野村証券が870枚、みずほ証券が852枚だった。
株探ニュース
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