ドル円が153円台に下落、米債利回り低下 クロス円は反落=ロンドン為替概況
ドル円が153円台に下落、米債利回り低下 クロス円は反落=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル円が153円台に下げている。この日は米債利回りが低下しており、ドル売り圧力が優勢になっている。東京時間にはウクライナ停戦交渉への期待もあってユーロドルやポンドドルが買われた。ユーロ円などクロス円もリスク選好的な動きで上昇。ドル円は154円台での上下動が続いた。しかし、ロンドン時間に入ると一転してドル円が下方向に動意付いた。154円台割れから153円台後半へと安値を広げている。クロス円も東京市場での上げを消す動きとなっている。ユーロドルは1.04付近から1.04台前半、ポンドドルは1.25を挟んでの振幅と前日比ドル安水準で売買が交錯している。米債利回りは前日の米CPIの上振れを受けて急上昇していたが、その後は調整の動きで低下している。ドル円にとっては今週の上昇の流れに調整が入る面も指摘される。ポンドは英月次および四半期GDPが予想を上回ったことが効果されて買いが先行したが、一時的な動きにとどまっている。
ドル円は153円台後半での取引。東京午前に154.67近辺まで高値を伸ばしたが、その後は154円台前半に反落するなど売買が交錯した。ロンドン時間に入ると売り方向に動意付いており、154円台割れから153.70台へと安値を広げてきている。欧州株や米株先物は総じて堅調も円は買い戻されている。米10年債利回りが4.61%台から4.59%台へと低下しており、ドル円の上値を重くしている。
ユーロドルは1.04付近での取引。ウクライナ停戦に向けた動きが好感されて東京市場では1.0383近辺を安値に1.0440近辺まで買われた。しかし、ロンドン時間に入ると調整の動きに押されて1.04台割れまで一時反落。ユーロ円は上に往って来い。東京市場で160.20台から161.19近辺まで買われたあと、ロンドン時間に入ると反落している。足元では安値を159.80付近に広げている。対ポンドでもユーロ買い先行後、ロンドン時間にはポンド買いに転じる場面があった。ドイツ経済省は、顕著な景気回復はまだ見られないとドイツ景気に慎重な見方を示した。
ポンドドルは1.24台後半での取引。東京市場で1.2440近辺から1.25手前まで買われたあと、ロンドン朝方に発表された月次および四半期GDPの上振れを受けて高値を1.2517近辺まで伸ばした。しかし、その後は上昇一服となりロンドン序盤には1.2470台まで反落。その後は1.25挟みの水準で推移している。ポンド円はユーロ円と同様に上に往って来い。東京市場で191.93近辺から193円手前まで買われたあと、ロンドン朝方には高値を再び193.06近辺まで伸ばした。その後は売りに転じて191円台後半へと下押しされている。ユーロポンドは0.8331から0.8356までのレンジ。東京時間はユーロ買い優勢も、ロンドン時間にはポンド買いに転じた。ただ、足元では前日終値付近へと収束している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場では、ドル円が153円台に下げている。この日は米債利回りが低下しており、ドル売り圧力が優勢になっている。東京時間にはウクライナ停戦交渉への期待もあってユーロドルやポンドドルが買われた。ユーロ円などクロス円もリスク選好的な動きで上昇。ドル円は154円台での上下動が続いた。しかし、ロンドン時間に入ると一転してドル円が下方向に動意付いた。154円台割れから153円台後半へと安値を広げている。クロス円も東京市場での上げを消す動きとなっている。ユーロドルは1.04付近から1.04台前半、ポンドドルは1.25を挟んでの振幅と前日比ドル安水準で売買が交錯している。米債利回りは前日の米CPIの上振れを受けて急上昇していたが、その後は調整の動きで低下している。ドル円にとっては今週の上昇の流れに調整が入る面も指摘される。ポンドは英月次および四半期GDPが予想を上回ったことが効果されて買いが先行したが、一時的な動きにとどまっている。
ドル円は153円台後半での取引。東京午前に154.67近辺まで高値を伸ばしたが、その後は154円台前半に反落するなど売買が交錯した。ロンドン時間に入ると売り方向に動意付いており、154円台割れから153.70台へと安値を広げてきている。欧州株や米株先物は総じて堅調も円は買い戻されている。米10年債利回りが4.61%台から4.59%台へと低下しており、ドル円の上値を重くしている。
ユーロドルは1.04付近での取引。ウクライナ停戦に向けた動きが好感されて東京市場では1.0383近辺を安値に1.0440近辺まで買われた。しかし、ロンドン時間に入ると調整の動きに押されて1.04台割れまで一時反落。ユーロ円は上に往って来い。東京市場で160.20台から161.19近辺まで買われたあと、ロンドン時間に入ると反落している。足元では安値を159.80付近に広げている。対ポンドでもユーロ買い先行後、ロンドン時間にはポンド買いに転じる場面があった。ドイツ経済省は、顕著な景気回復はまだ見られないとドイツ景気に慎重な見方を示した。
ポンドドルは1.24台後半での取引。東京市場で1.2440近辺から1.25手前まで買われたあと、ロンドン朝方に発表された月次および四半期GDPの上振れを受けて高値を1.2517近辺まで伸ばした。しかし、その後は上昇一服となりロンドン序盤には1.2470台まで反落。その後は1.25挟みの水準で推移している。ポンド円はユーロ円と同様に上に往って来い。東京市場で191.93近辺から193円手前まで買われたあと、ロンドン朝方には高値を再び193.06近辺まで伸ばした。その後は売りに転じて191円台後半へと下押しされている。ユーロポンドは0.8331から0.8356までのレンジ。東京時間はユーロ買い優勢も、ロンドン時間にはポンド買いに転じた。ただ、足元では前日終値付近へと収束している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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