■インテージH <4326> 1,760円 (+126円、+7.7%)
インテージホールディングス <4326> [東証P]が続急伸。同社は2月6日大引け後(15:30)に決算を発表、25年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比6.3%増の17.4億円に伸び、従来の32.9%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の38億円→45億円(前期は35.4億円)に18.4%上方修正し、増益率が7.3%増→27.0%増に拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。
■日産自 <7201> 445.9円 (+30.8円、+7.4%)
日産自動車 <7201> [東証P]が続急伸。7日、台湾メディアの中央通訊社が、台湾の電子機器製造大手の鴻海(ホンハイ)精密工業で電気自動車(EV)事業の最高戦略責任者を務める日産自出身の関潤氏が春節前に訪日し、日産幹部と連携について協議していたことが分かったと報じた。鴻海が日産自に経営参画することへの思惑が広がるなか、報道に反応する形で日産自株に資金が流入した。記事では消息筋の情報として、関氏はホンダ <7267> [東証P]と日産自が経営統合の方向性に関する結論を出す前に、日産自の幹部と接触したとしている。
■大崎電 <6644> 859円 (+57円、+7.1%)
大崎電気工業 <6644> [東証P]が4日続急伸。同社は6日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の50億円から54億円(前期比8.1%減)に引き上げた。売上高予想は従来通り970億円(同1.9%増)で据え置いたが、国内計測制御事業での増収や増産による操業度の改善などが利益を押し上げるとしている。
■神戸鋼 <5406> 1,774.5円 (+117円、+7.1%)
神戸製鋼所 <5406> [東証P]が4日続急伸。同社は7日午後1時、25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の最終利益予想をこれまでの見通しから100億円増額して1300億円(前期比18.7%増)に引き上げた。期末配当予想は10円増額修正して55円としており、これらを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は200億円減額して2兆5800億円(同1.4%増)に修正した。素形材、建設機械の両部門で販売数量の減少を見込む一方、機械部門やエンジニアリング部門で受注採算が改善する。価格転嫁の進展やコスト改善効果によるプラス効果も業績予想に反映した。年間配当予想は100円(同10円増配)となる。4~12月期の売上高は前年同期比0.6%増の1兆8840億5400万円、最終利益は同6.3%減の1028億1200万円だった。
■アリアケ <2815> 5,570円 (+360円、+6.9%)
アリアケジャパン <2815> [東証P]が4日続急伸。同社は7日午前10時ごろ、25年3月期第3四半期累計(24年4-12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比28.8%増の81億7300万円となり、通期計画の99億円に対する進捗率は82.6%となった。売上高は同9.3%増の488億7000万円で着地。アジア及び欧州が増収増益となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■カドカワ <9468> 3,540円 (+220円、+6.6%)
KADOKAWA <9468> [東証P]が4日続急伸。6日の取引終了後に発表した25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の2065億8700万円、経常利益は同28.5%増の172億2600万円、最終利益は同16.7%増の73億6600万円だった。経常利益は通期計画を上回って着地した。10-12月期の最終利益は同95%増と高い伸びを示しており、業況を好感した買いを集めたようだ。4-12月期ではゲーム事業において、ダウンロードコンテンツ「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」の国内外の販売が好調に推移した。出版・IP創出事業では、電子書籍・電子雑誌、海外関連やライセンス収入が伸長した。
■JCU <4975> 3,865円 (+225円、+6.2%)
JCU <4975> [東証P]が続急伸。同社は2月6日大引け後(15:30)に決算を発表、25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.3%増の79.5億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の85億円→105億円(前期は82.1億円)に23.5%上方修正し、増益率が3.5%増→27.8%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが好感されたようだ。
■ビーエンジ <4828> 3,790円 (+205円、+5.7%)
ビジネスエンジニアリング <4828> [東証P]が急反発。7日正午ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を205億円から207億円(前期比6.2%増)へ、営業利益を43億円から46億円(同18.4%増)へ、純利益を29億円から33億5000万円(同27.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を42円から58円へ引き上げたことが好感された。ライセンス販売が好調に推移していることに加えて、プロダクト事業の売上高増加による利益増やソリューション事業のプロジェクト採算性の向上などが寄与する。なお、年間配当予想は100円(前期78円)となる。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4-12月)決算は、売上高152億5700万円(前年同期比4.6%増)、営業利益36億6200万円(同17.3%増)、純利益24億9700万円(同17.1%増)だった。
■ブラザー <6448> 2,777円 (+137.5円、+5.2%)
ブラザー工業 <6448> [東証P]が急反発。同社は6日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。為替のプラス影響などを反映し、売上収益の見通しを従来の8650億円から8750億円(前期比6.3%増)に引き上げた。営業利益については従来通り760億円(同52.6%増)に据え置いたが、セグメント別ではプリンティング・アンド・ソリューションズ事業(レーザー複合機・プリンターなど)を上方修正した半面、マシナリー事業は下方修正している。なお、想定為替レートについて、1ユーロ=155円を据え置く一方、1ドル=140円から145円に変更した。
■シグマクシス <6088> 976円 (+47円、+5.1%)
シグマクシス・ホールディングス <6088> [東証P]が3日続急伸。同社は2月6日大引け後(16:00)に決算を発表、25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.4%増の46.3億円に拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の19円→21円(前期は1→2の株式分割前で27円)に増額修正した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.98%にあたる170万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、好感されたようだ。買い付け期間は2月7日から7月31日までとなる。
■住友精化 <4008> 4,860円 (+230円、+5.0%)
住友精化 <4008> [東証P]が3日続急伸。7日午後2時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1470億円から1490億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を100億円から110億円(同15.4%増)へ、純利益を70億円から85億円(同37.8%増)へ上方修正したことが好感された。従来予想時に比べて為替相場が円安で推移していることが要因という。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4-12月)決算は売上高1126億6200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益86億8900万円(同37.3%増)、純利益69億300万円(同71.5%増)だった。
■日本製鉄 <5401> 3,358円 (+130円、+4.0%)
日本製鉄 <5401> [東証P]が大幅高で3日続伸。同社は6日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.3%減の6兆5524億9800万円、最終利益は同17.9%減の3620億7700万円だった。減収減益決算となったものの、最終利益は通期計画を上回って着地した。世界的な鋼材需要の低迷と、鋼材不況の悪化を背景に、鉄鋼業界の先行きに対する慎重な見方が広がるなか、同社の決算については、他の鉄鋼メーカーと比較して高い収益性が示されたと市場では受け止められている。米国時間6日にトランプ米大統領がUSスチール
■花王 <4452> 6,396円 (+231円、+3.8%)
花王 <4452> [東証P]が大幅続伸。6日の取引終了後に発表した25年12月期連結業績予想で売上高1兆6700億円(前期比2.6%増)、営業利益1600億円(同9.1%増)、純利益1160億円(同7.6%増)を見込み、年間配当予想を36期連続増配の154円(前期152円)としたことが好感された。中国での流通在庫適正化に伴い化粧品の数量が大きく回復する見通しであることに加えて、トイレタリーの原材料価格上昇に対応した価格改定継続や新製品発売効果が売上高・利益を押し上げる。また、コストダウンや生産性向上の取り組みにより約130億円の増益効果を見込んでいる。なお、24年12月期決算は、売上高1兆6284億円(前の期比6.3%増)、営業利益1466億4400万円(同2.4倍)、純利益1077億6700万円(同2.5倍)だった。
■大成建 <1801> 6,576円 (+196円、+3.1%)
大成建設 <1801> [東証P]が大幅反発。同社は7日午後1時ごろ、25年3月期第3四半期累計(24年4-12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比4.6倍の799億5800万円となり、通期計画の870億円に対する進捗率は91.9%に達した。売上高は同33.3%増の1兆5275億4000万円で着地。土木事業、建築事業、開発事業がいずれも好調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■エクサWiz <4259> 512円 (+15円、+3.0%)
エクサウィザーズ <4259> [東証G]が大幅高で4日続伸。7日の寄り前、100%子会社ExaMDが開発中の、自由会話音声で認知症を診断するAI医療機器について、厚生労働省によるプログラム医療機器(SaMD)の優先審査対象品目への指定方針が了承されたと発表しており、好材料視された。同指定を受けることで、薬事承認までの各プロセスでより充実した相談制度の利用や優先的な審査を受けることが可能となり、医療機器としての早期承認を目指すとしている。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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