弘電社、今期経常を44％上方修正

　弘電社 <1948> [東証Ｓ] が1月31日後場(14:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13倍の17億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18.5億円→26.6億円(前期は12.9億円)に43.8％上方修正し、増益率が43.2％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.7億円→17.8億円(前年同期は11.6億円)に82.7％増額し、一転して53.0％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比209倍の8.3億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→8.1％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期連結業績予想修正の理由　当社は民間企業をはじめとした高水準な設備投資・建設投資の継続を背景に通期連結業績予想の業績確保に努めてまいりました。　電気設備工事事業における高水準な手持工事の着実な遂行に加え、物価上昇に伴う人件費、資機材価格の高騰に伴い増加したコストの価格への適正反映、原価低減策の継続による粗利率の改善等があったため、2024年９月17日に開示しました通期連結業績予想の修正をいたします。※本資料に記載されている予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、さまざまな要因により大きく異なる場合があります。