子育て層の負担軽減を目的に学童クラブ・習いごと教室・自宅間をタクシー相乗りで送迎
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、子ども送迎に係る負担軽減による子育てしやすいまちづくりに向けて、タクシー相乗りシェアによる子ども送迎サービス「こどもび(R)」を2025年2月1日より東京都中野区エリアで提供開始します。
本サービスは、複数保護者の事前予約リクエスト情報をもとに、相乗りの有無とタクシーの台数の最適化や効率的なルート設計をAIがおこない、協業する宮園自動車株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:川村 泰利、以下 宮園自動車)に情報提供され、リクエスト時刻に児童の送迎を行います。相乗りによって少ない台数で効率的に送迎を行い、送迎利用料を乗車距離に応じて按分することで1人乗りのときと比べて保護者の負担額を軽減します。
本サービスにより、仕事と育児の両立が困難になる「小1の壁(※1)」や、歩行中の交通事故が多い「魔の7歳(※2)」などの社会課題の解決に貢献し、子育てにやさしいまちづくりに寄与します。
サービス全体図 (C)TOPPAN Inc.
■ 開発の背景
TOPPANは、1956年より建装材事業を開始し、約70年に渡って意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材を提供しています。その中で培われた不動産デベロッパーとの繋がりを通じ、まちが抱える課題や住民・来街者のニーズについて理解を深め、現在では建装材の提供に留まらず、建物が完成したその先の暮らしを見据えたヘルスケア・子育て支援・人流センシング等の、環境をデザインする幅広いソリューション提供を進めています。
近年増加している共働き子育て世帯にとって、学童クラブや塾、習い事教室などへの子どもの送迎負担は大きな課題となっています。東京都中野区で実施したアンケート(※3)では、約91%の保護者が日常生活や就業に対して負担になっていることが明らかになりました。
また、少子化による子ども人口の減少を背景として、学童クラブや習い事教室の運営にあたっては、新規の会員獲得と継続的な利用のサポートが課題の一つとなっています。
TOPPANはこれらの課題に対して、保護者に代わって子どもを送迎するサービスを開発しました。保護者がスマートフォンアプリで事前に希望する乗降日時と場所をリクエストするだけで、配車システムが最適なタクシーの台数と相乗りの有無や効率的なルート設計をおこない、子どもの送迎に手軽にタクシーを利用することが可能となり、送迎の負担が軽減されます。
また、学童クラブや習い事教室にとっては、本サービスに加盟することで、自前で送迎バスなどを用意することなく、会員向けのタクシー利用サービスの導入が可能となります。
■ 「本サービス」の特長
・保護者が安心して利用できる仕組み
スマートフォンアプリでは、子どもの乗降車の通知や現在位置のリアルタイム案内、保護者の付き添い乗車が可能な機能が実装されています。これらの機能については、2023年2月13日から3月24日まで東京都中野区で実証実験をおこない、一連の運用の有用性を確認しました。
・相乗りにより送迎利用料が乗車距離に応じて按分する仕組み
相乗りが成立した場合、送迎利用料のタクシーメーター運賃とシステム利用料300円が、それぞれの乗車距離によって送迎利用料を按分される仕組みが実装されています。それによって1人乗りの場合に比べて送迎利用料を抑えることができます。
*利用者の状況によって相乗りが成立しない場合があります。
・地域の習い事教室等との連携
本サービスと提携する学童クラブや習い事教室には、子どもの送迎情報を共有・連携します。教室にはタクシーの到着や位置情報を伝えるタブレットを設置し、タクシーの到着を教室のスタッフが確認した後に子どもが外に出るなど、連携情報を利用した運用を行います。
■ 「本サービス」の詳細
■ 今後の目標
TOPPANは、共働き子育て世帯の流入が多い首都圏エリアを中心に、不動産デベロッパーが開発するマンションの居住者向けのサービスとの連携や商業施設内の習い事教室との連携、自治体と子育て支援施策との連携を通じて本サービスを順次提供し、2030年までに約30億円の売上を目指します。
※1 「小1の壁」
主に共働きやひとり親世帯において、子どもの小学校入学を期に、仕事と育児の両立が難しくなること。親の退社時間まで子どもを預けられる施設がみつからなくなったり、保護者の負担が増えたりすることにより、働き方を変えなければならないような問題が生じる。
※2 「魔の7歳」
歩行中の交通事故を死者・負傷者を年齢別にみたときに、7歳が突出していることから名付けられたもの。歩行中の事故は、小学校低学年で特に多い。
※3 2023年8月14日から2023年9月15日まで東京都中野区内の学童クラブを利用する保護者を対象としたWEBアンケート調査(自社調べ)。回答者数70名。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、子ども送迎に係る負担軽減による子育てしやすいまちづくりに向けて、タクシー相乗りシェアによる子ども送迎サービス「こどもび(R)」を2025年2月1日より東京都中野区エリアで提供開始します。
本サービスは、複数保護者の事前予約リクエスト情報をもとに、相乗りの有無とタクシーの台数の最適化や効率的なルート設計をAIがおこない、協業する宮園自動車株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:川村 泰利、以下 宮園自動車)に情報提供され、リクエスト時刻に児童の送迎を行います。相乗りによって少ない台数で効率的に送迎を行い、送迎利用料を乗車距離に応じて按分することで1人乗りのときと比べて保護者の負担額を軽減します。
本サービスにより、仕事と育児の両立が困難になる「小1の壁(※1)」や、歩行中の交通事故が多い「魔の7歳(※2)」などの社会課題の解決に貢献し、子育てにやさしいまちづくりに寄与します。
サービス全体図 (C)TOPPAN Inc.
■ 開発の背景
TOPPANは、1956年より建装材事業を開始し、約70年に渡って意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材を提供しています。その中で培われた不動産デベロッパーとの繋がりを通じ、まちが抱える課題や住民・来街者のニーズについて理解を深め、現在では建装材の提供に留まらず、建物が完成したその先の暮らしを見据えたヘルスケア・子育て支援・人流センシング等の、環境をデザインする幅広いソリューション提供を進めています。
近年増加している共働き子育て世帯にとって、学童クラブや塾、習い事教室などへの子どもの送迎負担は大きな課題となっています。東京都中野区で実施したアンケート(※3)では、約91%の保護者が日常生活や就業に対して負担になっていることが明らかになりました。
また、少子化による子ども人口の減少を背景として、学童クラブや習い事教室の運営にあたっては、新規の会員獲得と継続的な利用のサポートが課題の一つとなっています。
TOPPANはこれらの課題に対して、保護者に代わって子どもを送迎するサービスを開発しました。保護者がスマートフォンアプリで事前に希望する乗降日時と場所をリクエストするだけで、配車システムが最適なタクシーの台数と相乗りの有無や効率的なルート設計をおこない、子どもの送迎に手軽にタクシーを利用することが可能となり、送迎の負担が軽減されます。
また、学童クラブや習い事教室にとっては、本サービスに加盟することで、自前で送迎バスなどを用意することなく、会員向けのタクシー利用サービスの導入が可能となります。
■ 「本サービス」の特長
・保護者が安心して利用できる仕組み
スマートフォンアプリでは、子どもの乗降車の通知や現在位置のリアルタイム案内、保護者の付き添い乗車が可能な機能が実装されています。これらの機能については、2023年2月13日から3月24日まで東京都中野区で実証実験をおこない、一連の運用の有用性を確認しました。
・相乗りにより送迎利用料が乗車距離に応じて按分する仕組み
相乗りが成立した場合、送迎利用料のタクシーメーター運賃とシステム利用料300円が、それぞれの乗車距離によって送迎利用料を按分される仕組みが実装されています。それによって1人乗りの場合に比べて送迎利用料を抑えることができます。
*利用者の状況によって相乗りが成立しない場合があります。
・地域の習い事教室等との連携
本サービスと提携する学童クラブや習い事教室には、子どもの送迎情報を共有・連携します。教室にはタクシーの到着や位置情報を伝えるタブレットを設置し、タクシーの到着を教室のスタッフが確認した後に子どもが外に出るなど、連携情報を利用した運用を行います。
■ 「本サービス」の詳細
■ 今後の目標
TOPPANは、共働き子育て世帯の流入が多い首都圏エリアを中心に、不動産デベロッパーが開発するマンションの居住者向けのサービスとの連携や商業施設内の習い事教室との連携、自治体と子育て支援施策との連携を通じて本サービスを順次提供し、2030年までに約30億円の売上を目指します。
※1 「小1の壁」
主に共働きやひとり親世帯において、子どもの小学校入学を期に、仕事と育児の両立が難しくなること。親の退社時間まで子どもを預けられる施設がみつからなくなったり、保護者の負担が増えたりすることにより、働き方を変えなければならないような問題が生じる。
※2 「魔の7歳」
歩行中の交通事故を死者・負傷者を年齢別にみたときに、7歳が突出していることから名付けられたもの。歩行中の事故は、小学校低学年で特に多い。
※3 2023年8月14日から2023年9月15日まで東京都中野区内の学童クラブを利用する保護者を対象としたWEBアンケート調査(自社調べ)。回答者数70名。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
関連銘柄
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