三晃金が後場カイ気配切り上げ、今期は一転最終増益の見通しで配当予想を大幅増額
三晃金属工業<1972.T>が後場にカイ気配を切り上げている。30日午後3時、配当方針の変更と今期の利益・配当予想の増額修正を発表した。配当性向の目安について、これまでの30%から50%に引き上げた。これに伴い、期末一括配当予想をこれまでの190円から350円に大幅に増額。前期の期末一括配当と比べて150円の増配計画となる。また、25年3月期の最終利益予想を従来の見通しから2億4000万円増額して27億円(前期比4.1%増)に修正した。減益予想から一転、増益を見込む格好となり、これらを評価した買いが入った。工事採算の改善効果と、本社オフィスの移転時期が26年に延期になったことに伴う一般管理費への影響を業績予想に織り込んだ。売上高の見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
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