アステラス製薬 <4503> [東証P] が1月24日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の500億円→140億円(前期は170億円)に72.0%下方修正し、一転して17.9%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の235億円の赤字→595億円の赤字(前年同期は187億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1. コアビジネスの進展について主に米国の前立腺がん治療剤 XTANDI(一般名:エンザルタミド)の売上の拡大による売上収益の上方修正ならびに為替の影響に伴い、コアビジネスの増収増益へ貢献する見込みです。2. 主な無形資産の減損損失の計上について(金額は見込み)・米国で販売している地図状萎縮(Geographic Atrophy)を伴う加齢黄斑変性(Age related Macular Degeneration)の治療剤の IZERVAY(一般名:avacincaptad pegol)硝子体内注射液について、欧州における販売承認申請の取り下げに伴い、将来計画の見直しを行った結果、IZERVAY に関する無形資産の減損損失約 1160 億円をその他の費用として計上します。・筋強直性ジストロフィー患者を対象として研究開発を進めている遺伝子治療プログラム AT466 について、研究開発計画の変更に伴い資産価値の見直しを行った結果、AT466 に関する無形資産の減損損失約 520 億円をその他の費用として計上します。・iota の極小体内埋め込み型医療機器に関するプロジェクトを精査した結果、戦略上の理由により継続しないプロジェクトに関する無形資産の減損損失約 80 億円をその他の費用として計上します。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の235億円の赤字→595億円の赤字(前年同期は187億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
1. コアビジネスの進展について主に米国の前立腺がん治療剤 XTANDI(一般名:エンザルタミド)の売上の拡大による売上収益の上方修正ならびに為替の影響に伴い、コアビジネスの増収増益へ貢献する見込みです。2. 主な無形資産の減損損失の計上について(金額は見込み)・米国で販売している地図状萎縮(Geographic Atrophy)を伴う加齢黄斑変性(Age related Macular Degeneration)の治療剤の IZERVAY(一般名:avacincaptad pegol)硝子体内注射液について、欧州における販売承認申請の取り下げに伴い、将来計画の見直しを行った結果、IZERVAY に関する無形資産の減損損失約 1160 億円をその他の費用として計上します。・筋強直性ジストロフィー患者を対象として研究開発を進めている遺伝子治療プログラム AT466 について、研究開発計画の変更に伴い資産価値の見直しを行った結果、AT466 に関する無形資産の減損損失約 520 億円をその他の費用として計上します。・iota の極小体内埋め込み型医療機器に関するプロジェクトを精査した結果、戦略上の理由により継続しないプロジェクトに関する無形資産の減損損失約 80 億円をその他の費用として計上します。
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