パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 昌司、本社:大阪府門真市、以下、当社)は、新たにお客様一人ひとりの求める洗浄感にフィットする3つの洗浄モードを搭載した瞬間式の温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」RTシリーズを2025年2月19日に発売します。
■背景
日本では一般世帯に温水洗浄便座が広く普及しており、特にコロナ禍を経て衛生意識が高まったことで、温水洗浄便座への関心が一層強まっています。また、家庭内で過ごす時間が増えることで生活スタイルが多様となり、トイレを空間として捉えた快適性のニーズも高まっていると考えられます。
当社の調査(※1)によると、温水洗浄便座の購入時に重視されるポイントとして「おしり洗浄の使用感」が3位にランクインしていますが、購入後に約6割以上の方が「おしり洗浄の使用感」に不満を感じていることが分かりました。これについて当社は、「洗い心地」や「洗浄の強さ」が要因であると仮説し、一人ひとりの使用感にフィットすることが課題と考え、「洗い心地」について感性工学を用いてフィーリングを分析しました。
新製品は、洗い心地にこだわった「ソフト」「バブル」「パワービート」の3種の洗浄モードを搭載しています。これを1つのおしり洗浄ノズルで実現するため新たなノズル構造を開発しました(特許出願中)。また、関西学院大学の長田教授の協力のもと、産学連携で感性工学に基づき3種の洗浄モードの洗浄感を検証しました。新製品は、ユーザーの好みの洗浄感において、当社の従来品よりも「洗い心地がやさしい」「癒され感がある」「洗い心地がよい」と感じられていることがわかりました。洗浄の強さについては、当社従来品(RRTKシリーズ)の約1.2倍のパワフルさと、従来品の約1.5倍のソフトな水流を実現し、水流の強弱幅が業界トップクラス(※2)となっています。トイレ空間の快適性に対しては、特許技術のノズル構造で実現できた業界初(※3)の可変水流技術と、当社瞬間式で初のポンプレス設計により動作音や振動を低減し、静音性が向上しました。また、生活スケジュールを学習する「スマート暖房便座」により電気使用量を最適化し、電気料金の高騰に伴い高まるユーザーの省エネ意識にも応えます。これら機能の向上を図りながら、部品点数の削減や環境配慮材料の使用によりコストを低減し、“メリハリ消費”への関心の高まる中、ユーザーが求めやすい価格を実現しました。「ビューティ・トワレ」はユーザーの「おしり洗浄の使用感」に対する不満を軽減し、一人ひとりが求める洗い心地によりフィットする洗浄感と快適で清潔なトイレ環境を提供します。
当社は今後も、『くらしの「ずっと」をつくる。“Green Housing”』を事業スローガンに、環境への配慮はもちろん、日々のくらしをより豊かにする上質な空間を提案していきます。
<特長>
1. 産学連携で感性工学に基づいて洗浄感を検証した3種のおしり洗浄モードを新搭載
2. 瞬間式で水流の強弱幅が業界トップクラス(※2)のおしり洗浄を実現
3. 部品点数の削減や再生樹脂の使用など環境にも配慮するとともにコストを低減
※1 2023年9月、当社が実施したアンケートによる。対象:20代~60代の男女、n=110
※2 国内の瞬間式温水洗浄便座において、2024年12月時点、当社調べ
※3 国内の温水洗浄便座において、2024年12月時点、当社調べ
【お問い合わせ先】
住まいの設備・建材 お客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-093(受付 9:00~18:00)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]おしりの多様性にフィットする温水洗浄便座「洗い心地」の革新(2025年1月17日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250117-6
<関連情報>
・関西学院大学ホームページ
https://www.kwansei.ac.jp/
・関西学院大学ニュースリリース
https://www.kwansei.ac.jp/news/detail/5339
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