すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器PFSに当社製CCDイメージセンサが採用

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最新投稿日時:2025/01/14 13:48 - 「すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器PFSに当社製CCDイメージセンサが採用」(PR TIMES)

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すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器PFSに当社製CCDイメージセンサが採用

配信元:PR TIMES
投稿:2025/01/14 13:48
当社は、2025年1月10日(金)に自然科学研究機構国立天文台や東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、プリンストン大学、英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどが本格稼働を発表した「すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器 Prime Focus Spectrograph(PFS)」に向けCCDイメージセンサを開発、提供しました。

すばる PFS プロジェクトは、最先端の科学の力による宇宙観測計画です。ハワイ島マウナケア山頂域の国立天文台すばる望遠鏡に、最大2400もの天体を一度に観測できる装置を新たに取り付け、観測を行います。
PFSは、すばる望遠鏡の主焦点に設置する分光装置で、直径およそ 1.3 度にわたる主焦点の広大な視野内に、約 2400 本の光ファイバーを配置し、それぞれを観測したい天体の方に向けて、多数の天体からの光を同時に分光装置に取り込みます。そして、天体からの光を波長ごとに分散させて「スペクトル」として同時に取得します。一度に検出できる波長範囲はとても広く、波長380nmの近紫外光から波長1260nmの近赤外光まで及びます。
この広い波長範囲をカバーするため、異なる波長範囲の光を検出する3種類の光検出器が採用されています。当社は、これらのうち波長380nmから650nmまでの光を検出するCCDイメージセンサと波長630nmから970nmまでの光を検出するCCDイメージセンサを開発、提供しました。これら2種類の検出器は、それぞれの波長範囲に合わせて最適な設計・製造を行い、高感度を実現しています。
当社は、これまで培ってきた技術力を最大限生かし、天文分野向けの製品開発を進めることで、宇宙開発の発展に貢献していきます。

<関連サイト>
国立天文台 https://www.nao.ac.jp/news/topics/2025/20250110-subaru.html
国立天文台 すばる望遠鏡 https://subarutelescope.org/jp/news/topics/2025/01/09/3498.html
東京大学 Kavli IPMU https://www.ipmu.jp/ja/20250110-PFS


波長380nmから650nmまでの光を検出するCCDイメージセンサ(左)と波長630nmから970nmまでの光を検出するCCDイメージセンサ(右)


この件に関するお問い合わせ先
■報道関係の方 浜松ホトニクス株式会社 コーポレートコミュニケーション部 野末迪隆
〒430-8587 浜松市中央区砂山町325-6 日本生命浜松駅前ビル
TEL:053-452-2141 FAX:053-456-7888 E-mail: nozue-m@hq.hpk.co.jp
時間外は、携帯電話080-8262-0374へお願いします
■一般の方 浜松ホトニクス株式会社 固体事業部固体第4製品設計部 鈴木久則
〒435-8558 静岡県浜松市中央区市野町1126-1
TEL: 053-434-3311 FAX: 053-434-5184 E-mail: hisanori@ssd.hpk.co.jp
配信元: PR TIMES

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