TOPPANが続急落、米ソノコの巨額事業買収で財務負担増への懸念が続く
TOPPANホールディングス<7911.T>が続急落している。19日午前に米ソノコ・プロダクツ<SON>の軟包装・熱成形容器事業を買収すると発表した。取得価額は18億ドル(約2713億円、1ドル=150円74銭換算)で、現金で決済する予定。買収資金は自己資金や外部借り入れなどで充当する。取得価額はTOPPANの前期末の純資産額に対し15%を超える規模で、同社にとって過去最大規模の買収案件となる。前日の株価の反応は比較的軽微なものとなったが、日銀の金融政策決定会合後に外国為替市場ではドル高・円安が進行しているとあって、巨額買収に伴う財務負担増が意識されているもよう。日証金ベースで貸株残高が増加していることもあって、目先筋の売りに押される形で下押しを余儀なくされたともみられている。
出所:MINKABU PRESS
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