パナソニック オートモーティブシステムズ「EdgeTech+ 2024」出展報告 ~「EdgeTech+ AWARD 2024」で「オートモーティブ ソフトウェア 優秀賞」を受賞~

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最新投稿日時:2024/12/19 16:18 - 「パナソニック オートモーティブシステムズ「EdgeTech+ 2024」出展報告 ~「EdgeTech+ AWARD 2024」で「オートモーティブ ソフトウェア 優秀賞」を受賞~」(PR TIMES)

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パナソニック オートモーティブシステムズ「EdgeTech+ 2024」出展報告 ~「EdgeTech+ AWARD 2024」で「オートモーティブ ソフトウェア 優秀賞」を受賞~

配信元:PR TIMES
投稿:2024/12/19 16:18
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:永易 正吏、本社:神奈川県横浜市、以下、PAS)は、2024年11月20日(水)から22日(金)にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「EdgeTech+ 2024」(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)に初出展いたしました。



PASは、「一人ひとりに寄り添い・進化しつづけるクルマ」をテーマに、Software Defined Vehicle(以下、SDV)に向けたPASの先進技術や、ひとに寄り添う「ひと研究」の取り組み、自動車サイバーセキュリティソリューション「VERZEUSE(R)」、人材育成の取り組みなどをご紹介しました。

【展示内容】一部抜粋
【SDVへの変革を支える技術】
PASが推進する仮想化技術「VirtIO」により、ハードウェアが存在しない開発初期段階でソフトウェア開発の着手を可能にする「ソフトウェアファーストな車載開発を支えるクラウドネイティブ開発環境」をご紹介しました。SoC(System On a Chip)やOS(Operating System)に依存しない開発環境を提供することでソフトウェアの流用性が高まり、開発効率を大幅に向上できる技術です。

「ソフトウェアファーストな車載開発を支えるクラウドネイティブ開発環境」

また、クラウド上で開発中の段階からハードウェアに求められる性能を予測できる「SoC性能・消費電力予測技術」、クラウド上で開発されたソフトウェアの実機評価を実現し、柔軟にカスタマイズ可能な「車載向けリファレンスハードウェア」などもご紹介しました。

「車載向けリファレンスハードウェア」

【多画面コックピット実現を支えるUnified HMI & GPU分割技術(Arm共同開発)】
2024年11月7日、PASはArmとソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)のための自動車アーキテクチャの標準化を目指す戦略的パートナーシップを発表(※1)。「EdgeTech+ 2024」で初めて動作デモを一般公開しました。
PASのUnified HMI技術とArmが保有する最新MaliGPUの分割機能を活用することで、車内ディスプレイ機器の増加に伴う描画処理の負荷を柔軟に分散が可能になり、アプリの描画性能を担保しながら、マルチディスプレイ連携のUI/UXが実現できます。

「多画面コックピット実現を支えるUnified HMI & GPU分割技術(Arm共同開発)」

【生成AIを支えるコア技術(Transformer)の車載適用】
生成AIのコア技術である「Transformerモデル」を軽量・高速化することで、クルマに搭載する小型コンピューター(ECU)にAIの組み込み実装を実現する技術です。本技術は、さまざまなECUへの適用が可能ですが、「EdgeTech+ 2024」では、車載カメラ用ECUに悪天候除去AIを組み込む事例をご紹介しました。

本出展は、カメラ映像のノイズをAI技術を用いたソフトウェア的な手法で除去するという点が、SDV時代の要請に応えた提案であるとして高く評価され、「EdgeTech+ AWARD 2024」で「オートモーティブ ソフトウェア 優秀賞」を受賞(※2)しました。

「生成AIを支えるコア技術(Transformer)の車載適用」

【ひと研究】
安全・安心な運転への貢献と、快適な車室空間を提供するための技術として、人を深く理解する「ひと研究」の取り組みをご紹介しました。ドライバーが何に注意して運転しているのかを可視化できる「ドライバー視覚モデル」や、ステアリングを握ることにより、心拍情報・発汗情報を同時に取得することができる「ステアリング生体センサ」、ドライバーの眠気を運転に支障が出る前の浅い段階でカメラを用いて高精度に推定し、音楽や振動など複数の覚醒刺激を最適なタイミングで動作させる「眠気覚醒ソリューション」、人の感覚を考慮して空調の快適性と省エネ性を両立する「シート空調システム」などを、実機やデモを通じて体感いただきました。

「ステアリング生体センサ」と「眠気覚醒ソリューション」

【自動車サイバーセキュリティソリューション「VERZEUSE(R)」シリーズ】
クルマの開発から出荷後までの各フェーズ(設計、実装、評価、製造、運用)で、グローバルにお役立ちする自動車サイバーセキュリティソリューションです。「EdgeTech+ 2024」では、2024年9月9日(※3)及び10月24日(※4)(※5)にプレスリリースを行った各ソリューションのデモンストレーションを、初めて一般公開しました。
これまで手作業で行われることが多かったセキュリティ対策作業をツールで自動化し、各フェーズで得られる分析結果や評価結果などを連携することで、クルマのライフサイクル全体でセキュリティ対策の効率化と高水準での平準化を支援します。

自動車サイバーセキュリティソリューション「VERZEUSE(R)」シリーズ

<関連サイト>
・パナソニック オートモーティブシステムズ 企業サイト イノベーション
https://automotive.panasonic.com/innovation

※1 2024年11月7日 パナソニック オートモーティブシステムズとArmがソフトウェア・ディファインド・ビークルの標準化に向けて提携
https://news.panasonic.com/jp/press/jn241107-3
※2 EdgeTech+ AWARD 2024 受賞者一覧
https://www.jasa.or.jp/expo/event/award.html
※3 2024年9月9日 脆弱性分析ソリューション「VERZEUSE(R) for SIRT」を開発
https://news.panasonic.com/jp/press/jn240909-3
※4 2024年10月24日 自動車サイバーセキュリティソリューション「VERZEUSE(R)」シリーズを拡充
https://news.panasonic.com/jp/press/jn241024-1
※5 2024年10月24日 ISO/SAE 21434準拠脅威分析ソリューション「VERZEUSE(R) for TARA」を開発
https://news.panasonic.com/jp/press/jn241024-3

<パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社について>
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制スタートに伴い、車載事業を担う事業会社としてスタートし、2024年12月2日から、株式の80%をApollo Global Management, Inc.の関係会社が投資助言を行うファンドが、20%をパナソニック ホールディングス株式会社が保有する経営体制に移行しました。
パナソニック オートモーティブシステムズは、日本を本社とし、海外8ヵ国に傘下子会社を有するグローバル企業です。Tier1として、国内外の自動車メーカーに、インフォテインメントシステムをはじめとするパナソニックならではの先進技術を提供し、快適で安全・安心なクルマづくりに貢献しています。企業ビジョンである、世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーを掲げ、人に寄り添う技術で世界のお客様のご期待にお応えします。
https://automotive.panasonic.com/
配信元: PR TIMES

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