株式会社ユニ・トランド
株式会社ユニリタ(東証スタンダード市場:3800、以下 ユニリタ)のグループ会社で、持続可能な地域社会実現と公共交通最適化の視点から社会課題をデジタル技術で解決する株式会社ユニ・トランド(本社:東京都港区、代表取締役社長 高野 元、以下 ユニ・トランド)は、甲斐市地域公共交通会議(会長 瀬戸 隆之 、以下 甲斐市)が実証実験を行うAIオンデマンド交通「かいのり」において、ユニ・トランドが開発したバスロケーション(以下 バスロケ)ならびにデジタルサイネージのシステムが採用され運用が開始されました。
甲斐市では高齢者等の移動手段の確保を図るため、公共交通の空白地帯に市民バスを運行しています。甲斐市民バスについては、利用率が低迷していることから、これまでにもルートや時刻などの見直しを検討していましたが、さまざまな移動目的への対応や市内遠隔地への利便性の高い移動手段の実現には至っていない状況です。
甲斐市では、このような課題解決のため、今年度は11月1日から12月22日の間、市内全域を対象とした「AIオンデマンド交通」の実証運行を行っています。
AIオンデマンド交通は、予約に応じてバス(乗用車型)が運行します。定時定路線のバスとは異なり、目的地まで最短経路で運行するもので、AIオンデマンド交通「かいのり」は、利用者の予約に応じて最適な運行ルートをAIがリアルタイムで決定し運行する公共交通です。
今年度の実証実験において、ユニ・トランドでは、乗用車型のAIオンデマンドバスには簡易バスロケを、コミュニティバスにはバスロケのシステムを実装しています。コミュニティバスに導入した本システムはGoogle Mapsにも対応しているため、利用者は、バスの運行状況について、バスに乗る際スマホを使い、バスの現在位置を知ることができるため利便性が向上し、運行者は、運行管理のためにリアルタイムでバスの位置情報を把握することができます。
また、デジタルサイネージのシステムでは、JR竜王駅南北自由通路、ラザウォーク甲斐双葉の1階総合案内前にて、山梨交通、南アルプス市、甲斐市の3団体のバス情報を統合し、バス接近情報サイネージを設置しています。これは、山梨交通のGTFS(公共交通データ交換フォーマット)データを活用し、サイネージに各社の系統ごとの運行情報(バス接近情報を含む)を表示するものです。また、サイネージの下部では、地図上にAIオンデマンドバスの位置情報を表示し、AIオンデマンドバスの接近情報も可視化しています。
【JR竜王駅南北自由通路に設置されたデジタルサイネージ】
このように、ユニ・トランドでは、デジタル技術を活用し、「バスの位置情報」や「路線や系統ごとの運行情報」などの「見える化」を通じ、市民の足としての利用率向上に役立つ取り組みを進めてまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ユニ・トランド マーケティンググループ
Mail:info@unitrand.co.jp
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
株式会社ユニリタ(東証スタンダード市場:3800、以下 ユニリタ)のグループ会社で、持続可能な地域社会実現と公共交通最適化の視点から社会課題をデジタル技術で解決する株式会社ユニ・トランド(本社:東京都港区、代表取締役社長 高野 元、以下 ユニ・トランド)は、甲斐市地域公共交通会議(会長 瀬戸 隆之 、以下 甲斐市)が実証実験を行うAIオンデマンド交通「かいのり」において、ユニ・トランドが開発したバスロケーション(以下 バスロケ)ならびにデジタルサイネージのシステムが採用され運用が開始されました。
甲斐市では高齢者等の移動手段の確保を図るため、公共交通の空白地帯に市民バスを運行しています。甲斐市民バスについては、利用率が低迷していることから、これまでにもルートや時刻などの見直しを検討していましたが、さまざまな移動目的への対応や市内遠隔地への利便性の高い移動手段の実現には至っていない状況です。
甲斐市では、このような課題解決のため、今年度は11月1日から12月22日の間、市内全域を対象とした「AIオンデマンド交通」の実証運行を行っています。
AIオンデマンド交通は、予約に応じてバス(乗用車型)が運行します。定時定路線のバスとは異なり、目的地まで最短経路で運行するもので、AIオンデマンド交通「かいのり」は、利用者の予約に応じて最適な運行ルートをAIがリアルタイムで決定し運行する公共交通です。
今年度の実証実験において、ユニ・トランドでは、乗用車型のAIオンデマンドバスには簡易バスロケを、コミュニティバスにはバスロケのシステムを実装しています。コミュニティバスに導入した本システムはGoogle Mapsにも対応しているため、利用者は、バスの運行状況について、バスに乗る際スマホを使い、バスの現在位置を知ることができるため利便性が向上し、運行者は、運行管理のためにリアルタイムでバスの位置情報を把握することができます。
また、デジタルサイネージのシステムでは、JR竜王駅南北自由通路、ラザウォーク甲斐双葉の1階総合案内前にて、山梨交通、南アルプス市、甲斐市の3団体のバス情報を統合し、バス接近情報サイネージを設置しています。これは、山梨交通のGTFS(公共交通データ交換フォーマット)データを活用し、サイネージに各社の系統ごとの運行情報(バス接近情報を含む)を表示するものです。また、サイネージの下部では、地図上にAIオンデマンドバスの位置情報を表示し、AIオンデマンドバスの接近情報も可視化しています。
【JR竜王駅南北自由通路に設置されたデジタルサイネージ】
このように、ユニ・トランドでは、デジタル技術を活用し、「バスの位置情報」や「路線や系統ごとの運行情報」などの「見える化」を通じ、市民の足としての利用率向上に役立つ取り組みを進めてまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
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