*14:44JST CAC Holdings---3Qは増収・経常利益まで2ケタ増益、国内ITと海外ITのいずれも増益に
CAC Holdings<4725>は12日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.2%増の391.45億円、営業利益が同10.0%増の25.75億円、経常利益が同12.0%増の23.95億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.9%増の14.76億円となった。
国内ITの売上高は前年同期比8.8%増の289.77億円、調整後EBITDAは同4.7%増の28.93億円となった。子会社1社を連結範囲から除外したこと(2023年12月期第1四半期末)による減収があったが、中核子会社における金融・製造顧客向けの伸長やM&Aによる新規連結等があった。
海外ITの売上高は前年同期比6.9%減の101.68億円、調整後EBITDAは同14.6%増の13.59億円となった。円安効果に加え、アメリカ、中国での案件が伸長したものの、前年同期に計上したインドでの大型案件の反動減等があったことから減収となった。一方、利益については、インドにおける構造改革等が進捗し増益となっている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.9%増の515.00億円、調整後EBITDAは同8.6%増の45.00億円とする期初計画を据え置いている。2024年12月期より同社グループは重要な経営指標の一つとして、事業から創出するキャッシュの実力を示す「調整後EBITDA」を採択し、今後は連結業績予想値を「売上高」と「調整後EBITDA」で開示するとしている。
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国内ITの売上高は前年同期比8.8%増の289.77億円、調整後EBITDAは同4.7%増の28.93億円となった。子会社1社を連結範囲から除外したこと(2023年12月期第1四半期末)による減収があったが、中核子会社における金融・製造顧客向けの伸長やM&Aによる新規連結等があった。
海外ITの売上高は前年同期比6.9%減の101.68億円、調整後EBITDAは同14.6%増の13.59億円となった。円安効果に加え、アメリカ、中国での案件が伸長したものの、前年同期に計上したインドでの大型案件の反動減等があったことから減収となった。一方、利益については、インドにおける構造改革等が進捗し増益となっている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.9%増の515.00億円、調整後EBITDAは同8.6%増の45.00億円とする期初計画を据え置いている。2024年12月期より同社グループは重要な経営指標の一つとして、事業から創出するキャッシュの実力を示す「調整後EBITDA」を採択し、今後は連結業績予想値を「売上高」と「調整後EBITDA」で開示するとしている。
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