第四北越FGが後場に急伸、今期純利益・配当予想の増額修正をポジティブ視
第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>が後場に急伸している。8日午後1時、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。純利益の見通しを20億円増額して250億円(前期比17.9%増)に見直した。中期経営計画で掲げた27年3月期の純利益目標については、これまでの270億円から350億円に引き上げたほか、配当予想も増額修正しており、ポジティブ視されたようだ。
25年3月期は非金利収益が好調に推移し、市場金利の上昇に伴い貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益が想定を上回る見込み。経費や与信コストは想定を下回り、利益を押し上げる見通しとなった。中期計画においては、日銀の金融政策の変更による影響も踏まえた。
今年9月30日を基準日とする中間配当は従来の見通しから22円増額して112円で決定した。同社は10月1日付で1対2の株式分割を実施している。期末配当予想は11円増額して56円とした。株式分割前の水準では22円増額修正の112円となる。加えて同社は株主還元方針を見直し、配当性向を35%程度から40%程度に引き上げた。自社株買いについては市場環境や業績などを総合的に踏まえて、機動的に実施する方針を示している。
出所:MINKABU PRESS
25年3月期は非金利収益が好調に推移し、市場金利の上昇に伴い貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益が想定を上回る見込み。経費や与信コストは想定を下回り、利益を押し上げる見通しとなった。中期計画においては、日銀の金融政策の変更による影響も踏まえた。
今年9月30日を基準日とする中間配当は従来の見通しから22円増額して112円で決定した。同社は10月1日付で1対2の株式分割を実施している。期末配当予想は11円増額して56円とした。株式分割前の水準では22円増額修正の112円となる。加えて同社は株主還元方針を見直し、配当性向を35%程度から40%程度に引き上げた。自社株買いについては市場環境や業績などを総合的に踏まえて、機動的に実施する方針を示している。
出所:MINKABU PRESS
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