トヨタ、上期最終は26％減益で着地、未定だった今期配当は15円増配

　トヨタ自動車 <7203> [東証Ｐ] が11月6日後場(13:55)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比26.4％減の1兆9071億円に減ったが、通期計画の3兆5700億円に対する進捗率は53.4％に達し、5年平均の47.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比29.4％減の1兆6628億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は90円(前期は75円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比55.1％減の5737億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.6％→10.1％に低下した。

株探ニュース