菱鉛筆、今期経常を一転7％減益に下方修正、配当は2円増額

　三菱鉛筆 <7976> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比8.9％減の83億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の130億円→120億円(前期は128億円)に7.7％下方修正し、一転して6.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の65.8億円→55.8億円(前年同期は63.5億円)に15.2％減額し、一転して12.1％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の42円→44円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.9％減の18.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の14.4％→12.8％に低下した。

株探ニュース