大同特鋼が朝高後下げ転換、車向け受注低調で25年3月期は一転最終減益の見通し
大同特殊鋼<5471.T>が朝高後に下げに転じた。30日午前10時40分ごろ、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、嫌気されたようだ。今期の売上高予想は200億円減額して5800億円(前期比0.2%増)、最終利益予想は50億円減額して280億円(同8.4%減)に見直した。増益予想から一転、減益を見込む。中国での日系自動車メーカーの販売が振るわず、認証不正問題で自動車の生産台数が減少したことも相まって、自動車向けの受注が計画を下回る見込みとなった。半導体関連では持ち直しの動きがみられるものの、サプライチェーンでの在庫調整が継続。本格的な回復が来期になると想定する。9月中間期の売上高は前年同期比1.3%減の2834億3900万円、最終利益は同3.4%増の121億5200万円となった。
出所:MINKABU PRESS
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