INPEXは3日ぶり反発、原油価格下落も値頃感からの買いが流入◇
INPEX<1605.T>は3日ぶりに反発。足もとで原油価格は軟調に推移しているが、株価はバリュエーション面からの割安感も強く、下値には買いが入っている様子だ。28日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前週末比4.40ドル安の1バレル=67.38ドルに下落。イスラエルによるイランへの報復攻撃は石油や核施設は外され軍事施設が目標とされたことで原油供給不安が後退。これを受けWTI価格は大幅安となった。原油安はINPEXの業績には逆風となるが、同社株は今月中旬以降、下落基調にあり株価の連結PBRは約0.5倍、配当利回りも4.3%前後と割安感も強まるなか、値頃感からの買いも入っているようだ。石油資源開発<1662.T>も小幅続伸している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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