*15:08JST アイリック Research Memo(8):財務の高い健全性を維持
■アイリックコーポレーション<7325>の業績動向
3. 財務の状況
財務面は、2024年6月期末の資産合計が前期末比686百万円増加して5,185百万円となった。主に現金及び預金が270百万円増加、顧客関連資産が327百万円増加、のれんが122百万円増加したことによる。負債合計は同623百万円増加して1,508百万円となった。主に未払金が192百万円増加、未払費用が64百万円増加、未払法人税等が104百万円増加、契約負債が58百万円増加したことによる。なお有利子負債残高(長短借入金合計)は90百万円となった。純資産合計は同63百万円増加して3,677百万円となった。自己株式の取得により180百万円減少した一方で、利益剰余金が224百万円増加した。この結果、自己資本比率は同9.7ポイント低下して70.0%となった。自己資本比率は低下したものの高水準を維持している。また、キャッシュ・フローの状況にも懸念材料は見当たらない。実質無借金経営であり、財務面の高い健全性が維持されていると弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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3. 財務の状況
財務面は、2024年6月期末の資産合計が前期末比686百万円増加して5,185百万円となった。主に現金及び預金が270百万円増加、顧客関連資産が327百万円増加、のれんが122百万円増加したことによる。負債合計は同623百万円増加して1,508百万円となった。主に未払金が192百万円増加、未払費用が64百万円増加、未払法人税等が104百万円増加、契約負債が58百万円増加したことによる。なお有利子負債残高(長短借入金合計)は90百万円となった。純資産合計は同63百万円増加して3,677百万円となった。自己株式の取得により180百万円減少した一方で、利益剰余金が224百万円増加した。この結果、自己資本比率は同9.7ポイント低下して70.0%となった。自己資本比率は低下したものの高水準を維持している。また、キャッシュ・フローの状況にも懸念材料は見当たらない。実質無借金経営であり、財務面の高い健全性が維持されていると弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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