株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は、ロンドンに拠点を置く宇宙ロボット企業であるAsteroid Mining Corporation(代表取締役社長 兼 CEO: Mitch Hunter-Scullion以下AMC)と将来の月面ミッションにおける探査ロボットの技術実証および月探査の実施に向けた月輸送サービスの提供に関する覚書を締結したことを本日発表しましたので、お知らせいたします。
このたび、両社が署名した覚書は、将来、ispaceの月着陸船がAMCの宇宙ロボット「Space Capable Asteroid Robotic - Explorer(SCAR-E)」を月面に送り届けるというミッション構想を掲げ、そのための協力体制に合意するもので、AMCの将来の小惑星採掘に向けた技術実証を目的としたものです。
ispaceは、最速2024年12月に2度目の月面輸送ミッションとしてRESILIENCEランダー(月着陸船)を打ち上げる予定ですが、以降も、米国と日本の法人主導で、新たに2種類のランダー開発も進めています。今後のミッション計画が合意され、資金が確保されれば、SCAR-E ロボットはispaceの将来のミッションに搭載される予定です。
SCAR-Eは放射線、打ち上げ時の高加速、宇宙空間の極端な温度への耐性など宇宙環境に適応した設計となっており、SCAR-Eの、地表を掴みながら歩行する特徴は微小重力環境下での対象を絞ったサンプリングと操作を可能にします。
ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてまいりました。2024年冬に日本法人が主導するミッション2、続いて2026年には米国法人が主導するミッション3を順次実行していく計画です。また、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション6を予定しています。世界中の政府、企業、教育機関からの高まる需要に応えるため、ispaceはミッション3およびそれ以降のミッションのペイロードサービス契約とデータサービスを提供してまいります。
■ 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史 コメント
「本覚書の締結は、ispaceがイノベーターの皆様に月面での技術実証の機会を提供していることを示す新たな事例です。当社のビジネスモデルの一環として、ispaceは技術実証を短期間で実現するための輸送サービスを提供することで、先駆的なプロジェクトを支援してまいります。」
■ Asteroid Mining Corporation CEO and Founder ミッチ・ハンター スカリオン コメント
「今回の覚書締結は、英国を拠点とする企業初の月面ミッションとなり、歴史的な一歩です。Asteroid Mining Corporationは、月面での事業を推進するアルテミス協定加盟国を支援する準備ができています。ispaceとの協業により、より多くの国や組織が新たな月市場に参入できるよう、包括的なミッションアーキテクチャを提供していきます。人類全体のために、シスルナ経済圏を共に開拓していきましょう」
■ Asteroid Mining Corporationについて
Asteroid Mining Corporationは、2016年に設立された宇宙ロボットの開発を行う企業で、宇宙資源探査機(SCAR-E)を東北大学と共同開発しています。SCAR-Eは、宇宙資源探査を目的とした、六脚式のクライミングロボットで、海洋や再生可能エネルギーセクターを含む、地球上でも幅広い用途で使用できます。AMCはロンドンに本社を置き、子会社を米国に、研究部門を日本に置いています。
詳細については以下ウェブサイトをご確認ください。
www.asteroidminingcorporation.co.uk
■ 株式会社ispace( https://ispace-inc.com/jpn/ )について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2の打ち上げを最速2024年12月[i]に、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
[i] 2024年9月時点の想定
[ii] 2024年9月時点の想定
[iii] 2024年9月時点の想定
このたび、両社が署名した覚書は、将来、ispaceの月着陸船がAMCの宇宙ロボット「Space Capable Asteroid Robotic - Explorer(SCAR-E)」を月面に送り届けるというミッション構想を掲げ、そのための協力体制に合意するもので、AMCの将来の小惑星採掘に向けた技術実証を目的としたものです。
ispaceは、最速2024年12月に2度目の月面輸送ミッションとしてRESILIENCEランダー(月着陸船)を打ち上げる予定ですが、以降も、米国と日本の法人主導で、新たに2種類のランダー開発も進めています。今後のミッション計画が合意され、資金が確保されれば、SCAR-E ロボットはispaceの将来のミッションに搭載される予定です。
SCAR-Eは放射線、打ち上げ時の高加速、宇宙空間の極端な温度への耐性など宇宙環境に適応した設計となっており、SCAR-Eの、地表を掴みながら歩行する特徴は微小重力環境下での対象を絞ったサンプリングと操作を可能にします。
ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてまいりました。2024年冬に日本法人が主導するミッション2、続いて2026年には米国法人が主導するミッション3を順次実行していく計画です。また、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション6を予定しています。世界中の政府、企業、教育機関からの高まる需要に応えるため、ispaceはミッション3およびそれ以降のミッションのペイロードサービス契約とデータサービスを提供してまいります。
■ 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史 コメント
「本覚書の締結は、ispaceがイノベーターの皆様に月面での技術実証の機会を提供していることを示す新たな事例です。当社のビジネスモデルの一環として、ispaceは技術実証を短期間で実現するための輸送サービスを提供することで、先駆的なプロジェクトを支援してまいります。」
■ Asteroid Mining Corporation CEO and Founder ミッチ・ハンター スカリオン コメント
「今回の覚書締結は、英国を拠点とする企業初の月面ミッションとなり、歴史的な一歩です。Asteroid Mining Corporationは、月面での事業を推進するアルテミス協定加盟国を支援する準備ができています。ispaceとの協業により、より多くの国や組織が新たな月市場に参入できるよう、包括的なミッションアーキテクチャを提供していきます。人類全体のために、シスルナ経済圏を共に開拓していきましょう」
■ Asteroid Mining Corporationについて
Asteroid Mining Corporationは、2016年に設立された宇宙ロボットの開発を行う企業で、宇宙資源探査機(SCAR-E)を東北大学と共同開発しています。SCAR-Eは、宇宙資源探査を目的とした、六脚式のクライミングロボットで、海洋や再生可能エネルギーセクターを含む、地球上でも幅広い用途で使用できます。AMCはロンドンに本社を置き、子会社を米国に、研究部門を日本に置いています。
詳細については以下ウェブサイトをご確認ください。
www.asteroidminingcorporation.co.uk
■ 株式会社ispace( https://ispace-inc.com/jpn/ )について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2の打ち上げを最速2024年12月[i]に、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
[i] 2024年9月時点の想定
[ii] 2024年9月時点の想定
[iii] 2024年9月時点の想定
関連銘柄
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