フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2)

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最新投稿日時:2024/10/08 16:13 - 「フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2)」(フィスコ)

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フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2)

配信元:フィスコ
投稿:2024/10/08 16:13
*16:13JST フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2) ■会社概要

2. 沿革
フルテック<6546>は、北海道寺岡オートドア(株)として1963年に創業した。自動ドアメーカーである寺岡オートドアの北海道地区販売代理店としてスタートした。1970年には仙台支店を開設し東北地区に進出。社名も東日本寺岡オートドア(株)に変更した。翌年以降、釧路、秋田、旭川、青森、宇都宮と相次いで支店を開設し、1976年には岩手県に(株)寺岡オートドア岩手を設立した。1981年には協立オート・ドア(株)に出資、1996年には(株)上武寺岡オートドアを買収し、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、群馬県へと営業を展開。上武寺岡オートドアは1999年に清算し、協立オート・ドアは2001年に吸収合併、それぞれ同社が経営を引き継いだ。2001年には商号を寺岡ファシリティーズ(株)に変更したが、2015年には現在のフルテック(株)に変更、2016年には岩手に設立していた子会社を吸収合併し現在の同社となった。2017年には東京証券取引所市場第二部へ上場し、2018年に市場第一部に指定替え、2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ移行するとともに、同年7月に札幌証券取引所本則市場へ上場した。

2021年には福岡支店を開設し九州へ進出した。当初6名でスタートしたが、順調に受注を伸ばし現在は12名の陣容である。中部、西日本地区への進出については、同社の現在の経営資源、コスト面を考え、認知度がまだ高くない広域な市場に対応できる十分な営業・保守サービス体制を構築していくことは難しいと判断し留保している。

ステンレス建具の製造については、1982年に(株)東日本メタルを設立し、東北地区において事業に参入した。1991年には札幌に建具製造工場部門としてアートテックス(株)(以下、札幌工場)を設立。1996年には東日本メタルを清算、新たにアートテックス東北(株)(以下、盛岡工場)を設立し、ステンレス建具製造の新工場を立ち上げた。2003年には盛岡工場を移転・新築し、社名を札幌工場と同じアートテックス(株)とした。2016年には札幌工場が盛岡工場を吸収合併し、子会社を統合した。

その他事業については、1994年に(株)トルネックスの販売代理店として、分煙システム「トルネックス」の販売・設置・保守事業をスタートした。2009年に駐輪システム事業部を新設したほか、2024年にはセキュリティボックスなどセキュリティ・制御関連システムの企画・開発・製造を行うワイズ・コーポレーションをM&Aで連結子会社化した。自動ドアの商品開発の内製化を進めるとともに、宅配ボックスなどを設置する、また設置検討している同社のエンドユーザーに対してセキュリティシステムや宅配ボックスなどを拡販する計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)

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配信元: フィスコ

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