北興化が大幅続落、ファインケミカル事業苦戦し第3四半期7.7%営業減益
北興化学工業<4992.T>が大幅続落している。7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年12月~24年8月)連結決算が、売上高392億6100万円(前年同期比2.9%増)、営業利益44億6800万円(同7.7%減)、純利益37億800万円(同2.3%増)と営業減益となったことが嫌気されている。
国内販売が堅調に推移したことや、海外販売が中南米・韓国向けを中心に増加し、円安も寄与したことから農業事業が好調だった。ただ、ファインケミカル事業の中国子会社の主力品目である石化用触媒(TPP)の価格競争の影響や物流費の増加、人的資本投資などの費用がかさみ減益を余儀なくされた。
なお、24年11月期通期業績予想は、売上高460億円(前期比1.7%増)、営業利益41億2000万円(同6.7%減)、純利益34億5000万円(同7.3%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を100万株(発行済み株数の3.69%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は10月8日から来年10月7日までで、これにより取得した自社株は消却を予定しているという。
出所:MINKABU PRESS
国内販売が堅調に推移したことや、海外販売が中南米・韓国向けを中心に増加し、円安も寄与したことから農業事業が好調だった。ただ、ファインケミカル事業の中国子会社の主力品目である石化用触媒(TPP)の価格競争の影響や物流費の増加、人的資本投資などの費用がかさみ減益を余儀なくされた。
なお、24年11月期通期業績予想は、売上高460億円(前期比1.7%増)、営業利益41億2000万円(同6.7%減)、純利益34億5000万円(同7.3%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を100万株(発行済み株数の3.69%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は10月8日から来年10月7日までで、これにより取得した自社株は消却を予定しているという。
出所:MINKABU PRESS
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