ユーロ、サービスインフレの低下は10月利下げの確信にはまだ不十分との意見も=NY為替
本日は円安の動きが強まっており、ユーロ円も161円台半ばまで買い戻されている。ドル円と同様に自民党総裁選の急落を取り戻す展開。本日は石破首相と植田日銀総裁が会談を行っていたが、その後の会見で石破首相が「現在は追加利上げするような環境にはない」と述べたことで、市場は日銀の早期利上げへの警戒感を後退させている。首相は、総裁選前は日銀の利上げ姿勢を支持していたと考えられていた。
一方、ユーロに関しては今月のECB理事会での利下げ期待が強まっており、短期金融市場では90%超の確率で0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる。ただ、前日にユーロ圏消費者物価指数(HICP)が発表になっていたが、サービスインフレの低下は今月の利下げを確信にするには不十分との声もエコノミストからは出ている。ユーロ圏のサービスインフレは9月にさらに低下する必要があったという。
前年と比較して原油価格が下落したことが総合指数の鈍化につながったと指摘。サービス価格も8月の4.1%から4.0%へと僅かに低下したものの、これはパリ五輪による観光関連価格の一時的な押し上げが無くなったことを反映したものだという。下落幅も小さく、サービス価格の上昇はなお続いていると述べている。
今月の利下げの可能性は以前よりは高まっているが、12月までは利下げはないと予想しているようだ。
EUR/JPY 161.51 USD/JPY 146.30 EUR/USD 1.1039
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
一方、ユーロに関しては今月のECB理事会での利下げ期待が強まっており、短期金融市場では90%超の確率で0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる。ただ、前日にユーロ圏消費者物価指数(HICP)が発表になっていたが、サービスインフレの低下は今月の利下げを確信にするには不十分との声もエコノミストからは出ている。ユーロ圏のサービスインフレは9月にさらに低下する必要があったという。
前年と比較して原油価格が下落したことが総合指数の鈍化につながったと指摘。サービス価格も8月の4.1%から4.0%へと僅かに低下したものの、これはパリ五輪による観光関連価格の一時的な押し上げが無くなったことを反映したものだという。下落幅も小さく、サービス価格の上昇はなお続いていると述べている。
今月の利下げの可能性は以前よりは高まっているが、12月までは利下げはないと予想しているようだ。
EUR/JPY 161.51 USD/JPY 146.30 EUR/USD 1.1039
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