◆ “急伸→急反落”… - 一時“146円半ば”のち“142円前半”…
「高市トレード」崩壊…。
注目の「自民党総裁選」は、ご承知のように「石破新総裁誕生」という結末で終えました。
このため「高市トレード」にて“146.489円”へと事前に押し上げられていたドル円は、一転して“巻き戻し(円買い戻し)”にさらされました。
一方でもう一つの注目である「PCEコア・デフレータ」は、“インフレの落ち着き”を示唆する内容となりました。
このため「米ソフトランディング期待」はさらに増幅される格好となり、米10年債利回りは“低下(3.80%→3.73%)”しています。
こうして“円買い戻し”+“金利選好→ドル売り”の両面にて押し下げられたドル円はNYタイム終盤には“142.074円”へと急落するに至っています。
◆ ただ「石破トレード」に発展するかは、まだ微妙…?
週明けとなる本日は、“先週末の巻き戻し”に対する“巻き戻し”にて、やや盛り返しに転じています。
これは「高市トレードの巻き戻し一巡」を示すと見られるだけに、まだ“底打ち確認”は微妙といわざるを得ないところです。
ただ「石破トレード(円買い)」に発展するかも、現時点では“微妙”といわざるを得ないところがあります。
少なくともマーケットの見方が固まるまでは、ここから先は“神経質な揺れ動き”と見るのが妥当なところ…?
日経平均急落(本稿執筆時は1800円超安)の中では、“リスク選好→円売り”は望むべくもありません。
このため“上値の重さ”は当然意識されることになるでしょうが、それでも“さらなる下値模索”となるかは、やはり微妙と見ておきたいところです。
特に明日から「新四半期」、それも「主要米経済指標」が相次ぐスケジュール感でもありますので…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
144.386(100週移動平均線)
144.282(9/27高値後の50%戻し)
144.000(大台)
143.761(9/27高値後の38.2%戻し)
上値5:143.463(日足・一目均衡表転換線)
上値4:143.389(日足・一目均衡表基準線)
上値3:143.116(9/27高値後の23.6%戻し)
上値2:143.000(大台)
上値1:142.928(20日移動平均線)
前営業日終値:142.209
下値1:142.074(9/27安値、大台)
下値2:141.885(9/19安値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:141.740(9/20安値、-1σ)
下値4:141.211(9/16~9/27の76.4%押し)
下値5:141.000(大台)
140.692(ピボット1stサポート)
140.437(9/18安値)
140.314(9/17安値)
《10:50》
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