◆ “円売り”+“ドル買い”… - “145円台”回復
中国の景気刺激策が効いている…。
3日続けて中国が景気刺激策を発表したことで、マーケットは“リスク選好姿勢”に傾いています。
この影響にて「株高の連鎖」が進行しており、日経平均は“大幅上昇(1000円超高)”、米S&P500や独DAXなども“最高値更新”を見せており、それにつれて“円売り”が進行しています。
一方で「米新規失業保険申請件数」は“2週連続減少(21.8万件)”しており、「米利下げペース鈍化」への思惑から米10年債利回りは“上昇(→3.82%)”しています。
こうして“ドル買い”も進行する中、“心理的な節目(145円)”を上回ったドル円は“145.206円”へ、本日に入って“145円半ば(本稿執筆時高値は145.571円)”へとさらに上値を伸ばしています。
◆ それでも“紆余曲折”は想定せざるを得ない…?
こうしてテクニカル的には“上抜けた”格好となることから、“さらなる上値模索”への期待は高まりつつあります。
ただ本日は「自民党総裁選」が行われ、NYタイムにはFRBが重視する「PCEコア・デフレータ」も予定されています。
そうなるとその結果次第では、まだ“紆余曲折”を想定せざるを得ない…?
前者に関しては「石破 VS 高市」が想定されていますが、本稿執筆時は「高市総裁誕生」を想定したマーケットを形成しています。
ただし「選挙は水物」といわれるだけに、蓋を開けるまではわからない類の代物…?
一方で後者は“伸び拡大(コア前年比+2.7%)”が想定されていますが、総合は“伸び鈍化(同+2.3%)”と見られています。
基本は“コア主導”と見られますが、どちらに捉えられるかは“微妙”というのが実状といったところ…?
“もう一段の上値模索”を基本路線と考えつつも、本日は週末でもあります。
“不意な揺れ動き(乱高下)”には、やはり注意しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
147.000(大台)
146.647(20月移動平均線)
146.436(+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
146.000(大台)
145.821(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:145.561(9/4高値)
上値4:145.341(ピボット1stレジスタンス)
上値3:145.206(9/26高値)
上値2:145.116(+1σ)
上値1:145.000(大台)
前営業日終値:144.861
下値1:144.589(月足・一目均衡表基準線)
下値2:144.461(100週移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
下値3:144.246(ピボット1stサポート)
下値4:144.111(9/26安値)
下値5:144.000(大台)
143.879(9/16~9/26の23.6%押し)
143.631(ピボット2ndサポート)
143.311(20日移動平均線)
143.151(ピボットローブレイクアウト)
143.057(9/16~9/26の38.2%押し、大台)
142.894(9/25安値、日足・一目均衡表転換線)
142.394(9/16~9/26の50%押し)
《10:55》
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