午前:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇を受け売り優勢
19日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、米長期金利が上昇していることが国内債に売りを促した。
米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決めたが、パウエルFRB議長が記者会見で「適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりできる」などと述べたことから今後の利下げが緩やかになるとの見方が広がっている。17日の米長期金利が上昇し、この日の時間外取引でも水準を切り上げたことが国内債に影響し、債券先物は寄り付き直後に一時144円53銭まで下押した。その後は下げ渋る動きとなったが、日経平均株価の大幅高が重荷となり戻りは限定的だった。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。
午前11時の先物12月限の終値は、前日比24銭安の144円64銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.850%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決めたが、パウエルFRB議長が記者会見で「適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりできる」などと述べたことから今後の利下げが緩やかになるとの見方が広がっている。17日の米長期金利が上昇し、この日の時間外取引でも水準を切り上げたことが国内債に影響し、債券先物は寄り付き直後に一時144円53銭まで下押した。その後は下げ渋る動きとなったが、日経平均株価の大幅高が重荷となり戻りは限定的だった。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。
午前11時の先物12月限の終値は、前日比24銭安の144円64銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.850%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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