米外為市場サマリー:米CPIを受け一時142円50銭台に上伸するも失速
11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円36銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円78銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高だった。
この日に米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前月比の上昇率が0.2%と前月の伸びと変わらず、市場予想とも一致した。一方、エネルギーと食品を除くコア指数の前月比の上昇率は0.3%と前月の0.2%から加速し、市場予想(0.2%)を上回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退し、ドル円相場は一時142円54銭まで上伸した。ただ、米長期金利の上昇が一服するとドルを買う動きが後退。日銀の追加利上げに対する思惑が依然としてくすぶっていることも重荷となり、141円25銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1012ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前月比の上昇率が0.2%と前月の伸びと変わらず、市場予想とも一致した。一方、エネルギーと食品を除くコア指数の前月比の上昇率は0.3%と前月の0.2%から加速し、市場予想(0.2%)を上回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退し、ドル円相場は一時142円54銭まで上伸した。ただ、米長期金利の上昇が一服するとドルを買う動きが後退。日銀の追加利上げに対する思惑が依然としてくすぶっていることも重荷となり、141円25銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1012ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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