このあとカナダ中銀、3会合連続の利下げが見込まれる=NY為替
*カナダ中銀政策金利(9月)22:45
予想 4.25% 前回 4.50%
このあと日本時間22時45分にカナダ中銀が金融政策の結果を公表する。市場は今回も3会合連続の0.25%ポイントの追加利下げが見込んでいる。先日発表の7月のカナダ消費者物価指数(CPI)がその根拠となっているようで、総合指数は前年比2.5%上昇と21年3月以来の低い伸びとなったが、広範囲の項目で伸びが鈍化していた。
CPIはカナダ中銀のインフレ目標レンジである1-3%内に完全に収まっており、先月初めの7月分のカナダ雇用統計でも雇用者数が予想外の減少を示していたことから、今回の追加利下げは十分正当化されると見ているようだ。一部から0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も出ているが、その可能性は低いと見られている。
市場は今回の利下げを十分に織り込んでおり、むしろ次回10月の連続利下げの可能性に言及してくるかを注目している。エコノミストからは、カナダ中銀は年末までに政策金利を3.75%まで引き下げ、来年末には3.00%まで引き下げるとの見方も出ている。そのため年内残りの政策委員会でも0.25%ポイントずつの利下げを継続すると考えられている。そのような中で、次回10月の連続利下げの可能性に言及してくるか注目される。
USD/CAD 1.3547 CAD/JPY 107.04
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
予想 4.25% 前回 4.50%
このあと日本時間22時45分にカナダ中銀が金融政策の結果を公表する。市場は今回も3会合連続の0.25%ポイントの追加利下げが見込んでいる。先日発表の7月のカナダ消費者物価指数(CPI)がその根拠となっているようで、総合指数は前年比2.5%上昇と21年3月以来の低い伸びとなったが、広範囲の項目で伸びが鈍化していた。
CPIはカナダ中銀のインフレ目標レンジである1-3%内に完全に収まっており、先月初めの7月分のカナダ雇用統計でも雇用者数が予想外の減少を示していたことから、今回の追加利下げは十分正当化されると見ているようだ。一部から0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も出ているが、その可能性は低いと見られている。
市場は今回の利下げを十分に織り込んでおり、むしろ次回10月の連続利下げの可能性に言及してくるかを注目している。エコノミストからは、カナダ中銀は年末までに政策金利を3.75%まで引き下げ、来年末には3.00%まで引き下げるとの見方も出ている。そのため年内残りの政策委員会でも0.25%ポイントずつの利下げを継続すると考えられている。そのような中で、次回10月の連続利下げの可能性に言及してくるか注目される。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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