米PCE価格指数待ち、やや円安方向に傾く ドル円一時145.32レベル=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/08/30 20:20 - 「米PCE価格指数待ち、やや円安方向に傾く ドル円一時145.32レベル=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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米PCE価格指数待ち、やや円安方向に傾く ドル円一時145.32レベル=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/30 20:20
米PCE価格指数待ち、やや円安方向に傾く ドル円一時145.32レベル=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、やや円安方向に傾いている。日本時間午後9時30分発表の米PCE価格指数(デフレータ)待ちとなるなかで様子見ムードが広がるなか、欧州株や米株先物・時間外取引が堅調に推移していることに反応したようだ。ドル円、クロス円ともに東京午前の円高の動きを解消している。ドル円は144円台後半から145円台に乗せている。ユーロ円は160円台前半から161円付近へ、ポンド円は190円台後半から191円台前半へと水準を上げている。ドルストレートはドル売り先行も足元では値を戻す動き。ユーロドルは1.10台後半から1.11手前水準で、ポンドドルは1.31台後半から1.32ちょうど付近で上に往って来い。この日はユーロ売り・ポンド買いの動きも一時的にとどまっている。8月ドイツ失業率は6.0%で変わらず、失業者数は予想を下回った。8月ユーロ圏消費者物価速報は前年比、コア前年比ともに前回からの伸び鈍化が示され、9月ECB理事会での利下げ観測を裏付けた。シュナーベルECB理事は、「政策緩和のペースは機械的であってはならない、データと分析に基づく必要」「政策そのものが減速要因となることを避けるため、より慎重になるべき」などと指摘した。

 ドル円は145円台前半での取引。東京午前には145円ちょうど付近から144.66近辺まで下押しされたが、その後は持ち直している。ロンドン時間に入ると欧州株や米株先物・時間外取引の堅調な動きとともに一段と買われ、145.30付近へと高値を伸ばしてきている。

 ユーロドルは1.10台後半での取引。東京午前の1.1070近辺を安値にロンドン序盤には1.1095近辺まで買われた。その後は1.1080レベルと前日NY終値付近に戻している。ユーロ円は東京午前に160.19近辺まで軟化したあとは、買いに転じている。足元では161円付近へと買われている。対ポンドではユーロ売りが先行も、きょうは買い戻されており、方向性は希薄。

 ポンドドルは1.31台後半での取引。東京午後の1.3160近辺を安値に、ロンドン序盤には1.3200近辺まで買われた。しかし、買いは続かず1.3170レベルと前日NY終値付近へと押し戻されている。ポンド円は東京午前の190.50近辺を安値に買いが優勢。足元では高値を191.40台へと伸ばしている。ユーロポンドは0.8410付近から0.8400付近で下に往って来いと方向性に欠けている。このところのユーロ売り・ポンド買いの流れには変化はみられていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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