パリ五輪がユーロ圏全体の暗い見通しを覆す=NY為替
きょうの為替市場はドルの買い戻しが続く中、ユーロドルは1.10ドル台に下落。本日は8月のドイツ消費者物価指数(HICP)の速報値が発表になっていたが、前月比で予想外のマイナスとなっていた。前年比でも2.0%の目標付近に低下しており、インフレの完全鈍化を示している。市場は9月のECB理事会での利下げを見込んでいるが、その見方を正当化する内容となった。
ユーロ圏の信頼感回復はパリ五輪のブームによるところが大きいとの指摘がエコノミストから出ている。ユーロ圏の企業や家計の景況感を示す指標は今月改善を示したが、その大半はパリ五輪関連のサービスが活況を呈したフランスでの大幅な上昇によるもので、ドイツとイタリアでは逆に景況感の悪化が記録されている。
これはユーロ圏全体の根本的な状況が改善していないことを意味し、第3四半期のユーロ圏全体の経済は依然として停滞していることを示唆しているという。
EUR/USD 1.1085 EUR/JPY 160.57 EUR/GBP 0.8406
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ユーロ圏の信頼感回復はパリ五輪のブームによるところが大きいとの指摘がエコノミストから出ている。ユーロ圏の企業や家計の景況感を示す指標は今月改善を示したが、その大半はパリ五輪関連のサービスが活況を呈したフランスでの大幅な上昇によるもので、ドイツとイタリアでは逆に景況感の悪化が記録されている。
これはユーロ圏全体の根本的な状況が改善していないことを意味し、第3四半期のユーロ圏全体の経済は依然として停滞していることを示唆しているという。
EUR/USD 1.1085 EUR/JPY 160.57 EUR/GBP 0.8406
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このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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