*08:11JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は利益確定売りも
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後は利益確定売りにより上値の重くなる展開を予想する。前日15日の米国市場のダウ平均は554.67ドル高の40,563.06ドル、ナスダックは401.90 pt高の17,594.50 ptで取引を終了した。小売売上高や週次失業保険者数を受けて消費や労働市場の悪化警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待が強まり、相場は終日買いが先行した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後に利益確定売りで上値の重くなる展開を予想する。昨日まで7連騰し、下落幅(236pt)の3分の2戻し水準の621pt処や、25日移動平均線といった主要な戻りメドに接近しており、目先的な達成感が強まっている。夏季休暇による市場参加者の減少や、週末要因による手仕舞い売りも警戒される。一方で7日連続陽線となる「7陽連」は長期的な先高感を示唆するほか、日足のRSIが中位に位置しているなど、オシレーター系指標は完全に高値圏を示唆していないため、大きく値を崩す可能性は少なそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比24pt高の615ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは600ptとする。
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