トライト、今期最終を一転29％減益に下方修正、配当は21円に修正

　トライト <9164> [東証Ｇ] が8月9日大引け後(15:05)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比10.3％減の41.9億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→35億円(前期は49億円)に36.4％下方修正し、一転して28.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は6.9億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落する計算になる。

　同時に、従来無配としていた今期の年間配当は21円(前期は無配)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比2.3％増の50.8億円となったが、売上営業利益率は前年同期の38.7％→36.5％に低下した。

株探ニュース