*15:53JST 東証グロース市場250指数先物概況: 日銀副総裁発言を好感
8月7日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比13pt高の542pt。なお、高値は559 pt、安値は506 pt、日中取引高は14072枚。前日6日の米国市場のダウ平均は4日ぶりに反発。昨日の下落が行き過ぎとの見方に値ごろ感から買われ、寄り付き後、上昇。深刻な景気後退入りへの不安が緩和し投資家心理が改善したほか、キャタピラー(CAT)など一部主要企業の好決算を受け、相場は終日、買戻しが先行した。ハイテクも買われ上げ幅を拡大。終盤にかけて失速もプラス圏で終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比22pt安の507ptからスタートした。前日の反動高の影響で寄付き直後こそ軟調な展開となったものの、「セリングクライマックス」との見方が強まり、その後は上げ幅を拡大。日銀内田副総裁の「市場が不安定な状況では利上げしない」との発言や、金融緩和継続を示唆する姿勢が伝わると、円安と株高が進み、新興市場でも買戻しの動きが加速した。一方で、乱高下を避けたいロングオンリー資金の様子見姿勢に変化がないことから、14時過ぎには短期勢の買いが一巡、542ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではトライアル<141A>やタイミー<215A>などが上昇した。
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