◆ やや“ドル買い”優勢も… - “不安定な揺れ動き”継続
昨日は幅広い通貨に対して“緩やかなドル買い”が目立ち、ドル円は“153.009円→154.215円”と緩やかに値を戻す場面が見られました。
ただ“米9月利下げ”との思惑から米10年国債利回りは“3日連続低下(→4.14%)”しており、“上値追い”は限定されています。
さらに「日銀会合/FOMC(31日)」「米雇用統計(2日)」に控えていることで“積極的な売買”も手控えられやすく、いわゆる“様子見ムード”に包まれているのが否めないところです。
◆ 不安定要素多いだけに、本日も“不安定な揺れ動き”…?
本日も“同様の展開”となる可能性が高いだけに、発表までは“一方向への動意”は抑制的と見るのが妥当といえます。
反面、思惑は台頭しやすいと見られますので、“上下に振れる”も警戒せざるを得ないというのが実状といえます。
「FOMC」に関しては、“7月据え置き/米9月利下げ”との思惑が大勢を占めており、それ以外にならない限りは“動きづらい”と見られます。
ただ「日銀会合(利上げの有無)」に関しては“割れている”のが実状であるだけに、“一方向への動意”は抑制されやすいものの、“揺れ動く”という点では逆に高い…?
さらに本日は「5・10日」であるのみならず、「スポット取引の月内最終応当日」にも当たります。
実需面での不安定要素が重なることを踏まえれば、どこまで“上下に振れる”か…?
あくまで“揺れ動き”であり、“一方向への動意”は抑制されやすいとは見ますが、注意しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
155.606(7/19~7/25の61.8%戻し、100日移動平均線)
155.403(7/16~7/25の50%戻し)
155.139(ピボット2ndレジスタンス)
155.000(大台、-1σ)
上値5:154.909(7/19~7/25の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値4:154.737(7/26高値)
上値3:154.583(ピボット1stレジスタンス)
上値2:154.352(7/29高値)
上値1:154.216(週足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:154.027(大台)
下値1:153.754(7/29安値後の38.2%押し)
下値2:153.612(7/29安値後の50%押し)
下値3:153.470(7/29安値後の61.8%押し)
下値4:153.240(ピボット1stサポート)
下値5:153.009(7/29安値、大台、7/25~7/26の61.8%押し水準))
152.612(7/25~7/26の76.4%押し)
152.453(ピボット2ndサポート)
152.082(-2σ)
《10:35》
最新人気記事
-
11/22 17:00
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 12:30
-
今日 11:30
-
今日 10:30