概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、。欧米との対立が緩和されていないことが引き続き嫌気

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最新投稿日時:2024/07/11 10:01 - 「概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、。欧米との対立が緩和されていないことが引き続き嫌気」(フィスコ)

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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、。欧米との対立が緩和されていないことが引き続き嫌気

配信元:フィスコ
投稿:2024/07/11 10:01
*10:01JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、。欧米との対立が緩和されていないことが引き続き嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 127218.24 +0.09%
10日のブラジル株式市場は8日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比110.02ポイント高(+0.09%)の127218.24で引けた。日中の取引レンジは126928.28-127769.25となった。

高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。

【ロシア】MOEX指数 3054.07 -2.51%
10日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比78.51ポイント安(-2.51%)の3054.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,050.05-3,124.74となった。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。MOEX指数はこの日、3000ptの大台を割り込んで昨年7月以来の安値水準まで落ち込んだ。欧米との対立が緩和されていないことが引き続き嫌気された。また、インフレ率の加速に伴う利上げ懸念の高まりもロシア株の圧迫材料となった。一方、欧米市場が堅調な値動きを示したが、相場を支えるには力不足だった。

【インド】SENSEX指数 79924.77 -0.53%
10日のインドSENSEX指数は小反落。前日比426.87ポイント安(-0.53%)の79924.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同108.75ポイント安(-0.45%)の24324.45で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。インフレ率の加速懸念が圧迫材料。伝統料理の食材であるトマトなどの野菜価格が熱波の影響で一段と上昇すると予測されている。また、昨夜の欧州市場の下落を受け、インド株も売りが先行。ほかに、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。

【中国本土】上海総合指数 2939.36 -0.68%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.01ポイント安(-0.68%)の2939.36ポイントと反落した。

人民元安進行の警戒感が再び強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は10日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日続けて元安方向へと設定している。基準値としては2023年11月21日以来の元安水準だ。10日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が元安で推移している。


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