米外為市場サマリー:FRB議長発言を受け一時161円50銭台に上伸
9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=161円33銭前後と前日に比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円45銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。
この日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米上院銀行委員会での議会証言に臨み、「米経済はもはや過熱した状態ではない」「一段と良好なデータが得られれば、インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が強まる」などと述べた。これを受けて米利下げ観測が強まり、米長期金利が上昇したことで日米金利差の拡大が意識され、ドル円相場は一時161円52銭まで上伸した。ただ、11日に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な売買を手控えるムードもあり、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0813ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米上院銀行委員会での議会証言に臨み、「米経済はもはや過熱した状態ではない」「一段と良好なデータが得られれば、インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が強まる」などと述べた。これを受けて米利下げ観測が強まり、米長期金利が上昇したことで日米金利差の拡大が意識され、ドル円相場は一時161円52銭まで上伸した。ただ、11日に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な売買を手控えるムードもあり、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0813ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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07/09 10:11
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