米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時160円30銭台に軟化
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この日に米労働省が発表した6月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比20万6000人増と市場予想(19万~20万人)を上回ったものの4月分と5月分が下方修正された。また、失業率は前月の4.0%から4.1%に上昇し、平均時給の前月比の上昇率は0.4%増から0.3%増に鈍化した。市場で労働需給が緩和していると受け止められ、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの観測が台頭。米長期金利の低下がドル売り・円買いを促し、ドル円相場は一時160円30銭台まで下押した。その後はドルの押し目買いなどから161円30銭台まで持ち直す場面もあったが、同日の東京市場でつけた高値161円40銭が意識されるかたちで再び軟化した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0840ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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