午前：債券サマリー 先物は続伸、長期金利１．０７０％に低下

　５日午前の債券市場で、先物中心限月９月限は続伸した。前日の米国市場は独立記念日の祝日で休場だった。欧州市場で主要国の債券価格は下落（金利は上昇）したものの、円債相場への反応は限定的。新規の材料に欠けるなか、持ち高調整目的の買いが入った。

　国内では前日の３０年債入札が無難な結果となった。債券の需給懸念が前日に和らいだ流れがきょうも続いた。ただ模様眺めのムードは強く方向感は乏しかった。

　先物９月限は前営業日比８銭高の１４２円８４銭で午前の取引を終えた。新発１０年債利回りは同０．０１０ポイント低い１．０７０％で推移している。

出所：MINKABU PRESS