欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標の回復もドルに利益確定売り

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最新投稿日時:2024/07/01 17:25 - 「欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標の回復もドルに利益確定売り」(フィスコ)

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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標の回復もドルに利益確定売り

配信元:フィスコ
投稿:2024/07/01 17:25
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標の回復もドルに利益確定売り 1日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米経済指標の回復ならドル買い先行の見通し。また、フランス議会選を受け、ユーロ・円に連れ高も。ただ、161円台は日本の為替介入が警戒され、ドルに利益確定売りが出やすい。

前週末に発表された米PCE価格指数は予想通り伸びの鈍化が示され、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げへの思惑からドル安に振れた。一方、週末のフランス議会選を前にユーロ売り一巡後、ユーロ・ドルは1.06ドル台から1.07ドル台に浮上、ドル・円は160円20銭台から円売りで160円後半に持ち直した。週明けアジア市場はフランス議会選を受けユーロ・円が強含み、ドル・円は一時161円台に値を上げた。

この後の海外市場は米金利先高観でドルに買戻しが続き、上昇基調を維持する見通し。今晩の米ISM製造業景況感指数は景気の好不況の境目である50を下回るものの、前回から改善が予想され、引き締め的な政策の長期化が意識されればドル買いを後押し。一方、フランス議会選を受けユーロの買戻しが強まり、ドルの上値を抑える。ドル・円は161円台で日本の為替介入が警戒され、ドルに早めの利益確定売りが見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI改定値(予想:45.6、速報値:45.6)
・17:30 英・6月製造業PMI改定値(予想:51.4、速報値:51.4)
・17:30 英・5月住宅ローン承認件数(予想:6.05万件、4月:6.11万件)
・21:00 独・6月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.3%、5月:+2.4%)
・22:45 米・6月製造業PMI改定値(予想:51.7、速報値:51.7)
・23:00 米・6月ISM製造業景況指数(予想:49.2、5月:48.7)
・23:00 米・5月建設支出(前月比予想:+0.3%、4月:-0.1%)

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配信元: フィスコ

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