米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時160円20銭台に軟化
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この日に発表された1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値で、個人消費は前期比年率1.5%増と改定値から0.5ポイント下方修正された。また、5月の米耐久財受注は前月比0.1%増と4月の0.2%増から伸びが鈍化し、米景気減速を意識したドル売り・円買いが先行。ドル円相場は前日に約37年半ぶりの水準まで上昇していたことから利益確定や持ち高調整の動きが出やすかったこともあり、一時160円29銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったものの、28日に発表される5月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたいとして戻りは限定的だった。一方、米長期金利の低下を背景にユーロ買い・ドル売りが優勢で、つれて対円でもユーロが買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0704ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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