午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利1.070%に上昇

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2024/06/27 15:43 - 「午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利1.070%に上昇」(みんかぶ)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利1.070%に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/27 15:43
 27日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続落。この日に実施された2年債入札は無難に通過したものの、円安の進行が日銀の政策正常化を促すとの見方が重荷となった。

 複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げを急がない姿勢を示していることを背景に、26日の米長期相場は続落(金利は上昇)した。日米金利差の拡大が意識されるなか、同日のニューヨーク市場でドル円相場が一時160円87銭と約37年半ぶりの水準まで上昇したことで、この日の国内債券市場では日銀の早期政策修正観測が台頭。円安の加速は輸入物価の上昇を通じて国内のインフレ圧力を高める可能性があり、日銀が7月会合で国債買い入れ減額と追加利上げを同時に行うのではないかとの思惑が強まった。債券先物は午後の寄り付き後に142円58銭まで下押したあとは下げ渋る動きとなったが、国内金利の先高観から戻りは限定的だった。なお、財務省が実施した2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が8厘と前回(5月30日)の9厘から縮小し、応札倍率は3.83倍と前回の3.78倍を上回った。

 先物9月限の終値は、前日比56銭安の142円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.040%上昇の1.070%で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

#長期金利 の最新ニュース

みんかぶおすすめ