米外為市場サマリー:約37年半ぶりとなる160円80銭台に上伸
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前日に米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が講演で「まだ政策金利引き下げに適切な地点にはない」と発言するなど、このところ複数のFRB高官が利下げを急がない姿勢を示していることを背景に米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢だった。ドル円相場は160円台に乗せるとドル買い・円売りに弾みがつき、一時160円87銭と1986年12月以来およそ37年半ぶりの水準まで上伸した。財務省の神田真人財務官は「行き過ぎた動きに対しては必要な対応を取る」などと円安進行を牽制したが、円売りの歯止めはかからなかった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0681ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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