ドル円は159.70円付近 神経質な展開が続く=NY為替序盤
ドル円はNY時間にかけてやや買い戻しが入っており、159.70円付近で推移している。本日は東京時間に159円台前半まで値を落とす場面も見られていたが、160円を試す動きは続いている。一方、160円に接近すると介入警戒感もあるようで、6月期末を向かえて、円相場は159円台での神経質な展開が続いている。
ただ、状況に変化はない。日米の金利差がドル円の下値を支えており、FRBの利下げ観測が期待ほど高まらない一方、日銀は正常化に慎重姿勢も垣間見せている。この状態はしばらくは解消しそうにないことから、ドル買い・円売りの需要は根強いようだ。
前日のドル円は急速に下落する場面が見られたが、日銀当座預金残の明日の予測値からは、どうも介入ではなかったようだ。160円を超えると口先介入は活発に出そうだが、現在の緩やかな上昇から、実弾介入は前回の160円台前半よりも上になるとの見方が多いようだ。
ただ、期待したほどではないとは言え、市場は年内のFRBの利下げ開始を視野に入れる中で、ロング勢も以前ほどの積極的な買いは躊躇している模様。少なくとも今週の5月の米PCEデフレータに対する反応を待ちたいところのようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は160円に観測されている。
25日(火)
158.75 (5.3億ドル)
160.00 (14.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ただ、状況に変化はない。日米の金利差がドル円の下値を支えており、FRBの利下げ観測が期待ほど高まらない一方、日銀は正常化に慎重姿勢も垣間見せている。この状態はしばらくは解消しそうにないことから、ドル買い・円売りの需要は根強いようだ。
前日のドル円は急速に下落する場面が見られたが、日銀当座預金残の明日の予測値からは、どうも介入ではなかったようだ。160円を超えると口先介入は活発に出そうだが、現在の緩やかな上昇から、実弾介入は前回の160円台前半よりも上になるとの見方が多いようだ。
ただ、期待したほどではないとは言え、市場は年内のFRBの利下げ開始を視野に入れる中で、ロング勢も以前ほどの積極的な買いは躊躇している模様。少なくとも今週の5月の米PCEデフレータに対する反応を待ちたいところのようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は160円に観測されている。
25日(火)
158.75 (5.3億ドル)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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