日経平均は29円高でスタート、野村や三井不などが上昇

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最新投稿日時:2024/06/25 09:33 - 「日経平均は29円高でスタート、野村や三井不などが上昇」(フィスコ)

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日経平均は29円高でスタート、野村や三井不などが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2024/06/25 09:33
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38833.90;+29.25TOPIX;2754.00;+13.81


[寄り付き概況]

 25日の日経平均は29.25円高の38833.90円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は260.88ドル高の39411.21、ナスダック指数は192.54ポイント安の17496.82で取引を終了した。材料が乏しい中、寄り付きはまちまち。銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄への買いが支えたダウは終日堅調に推移。一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも市場の安心感につながった。さらに、外為市場で1ドル=159円60銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日続落となり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、中東情勢を巡る地政学リスクや、今月末から7月上旬に実施されるフランス下院選を控え欧州政治不安を意識する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、不動産業、銀行業、保険業などが値上がり率上位、パルプ・紙、情報・通信業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、野村<8604>、IHI<7013>、MS&AD<8725>日立<6501>第一三共<4568>三井不<8801>しまむら<8227>住友商<8053>中外薬<4519>、三菱UFJ<8306>トヨタ<7203>などが上昇。他方、ルネサス<6723>、TOWA<6315>ディスコ<6146>レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>東エレク<8035>村田製<6981>ソシオネクスト<6526>三井物<8031>、スクリーンHD<7735>などが下落している。
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配信元: フィスコ

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